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紙の本
妖怪大戦争 (角川文庫)
著者 荒俣 宏 (著)
「妖怪を見ることができる」という特殊な能力を持った弱虫の少年・タダシ。日本中の妖怪たちと力を合わせ、魔人・加藤保憲と戦うことに――! 愛と勇気の冒険ファンタジー!【商品解...
妖怪大戦争 (角川文庫)
妖怪大戦争
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商品説明
「妖怪を見ることができる」という特殊な能力を持った弱虫の少年・タダシ。日本中の妖怪たちと力を合わせ、魔人・加藤保憲と戦うことに――! 愛と勇気の冒険ファンタジー!【商品解説】
著者紹介
荒俣 宏
- 略歴
- 昭和22年東京生まれ。作家・博物学者。著書に『帝都物語』「シム・フースイ」シリーズなど。
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紙の本
『妖怪』の『大戦争』、もうこれだけで
2005/10/14 13:07
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやぁ、いいですねぇ。書名からして「妖怪」の「大戦争」、もうこれだけでワクワクしてきます。作者はかの荒俣宏氏、これでおもしろくないはずがありません。
で、期待どおり出てくるわ出てくるわ、有名なのからあんまり知られていないのまで、妖怪がゾロゾロと。思わず顔がにやけてしまいます。しかも彼らの戦争といったら・・・、これは読んでのお楽しみ、ちょっと拍子抜けでしたが、これはこれで楽しかったです。
主人公は、両親が別居、母親といっしょに実家のある鳥取へと越してきた小学五年生の少年。クラスメイトからからかわれるような弱虫だった少年が、お祭りの日に決められる英雄『麒麟送子(きりんそうし)』に選ばれたことから自分の運命を自覚、この世に昔から住んでいる妖怪たちとともに、世界を滅ぼそうとする一団と戦いはじめる。
妖怪たちと水木しげる氏への畏敬と敬愛とにあふれた作品、妖怪好き(?)な人はぜひ、そうでない人もご一読を。妖怪に会ってみたくなりますよ。