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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.3
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/335p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-773358-0

紙の本

偶然 帆船アザールの冒険

著者 ル・クレジオ (著),菅野 昭正 (訳)

太陽、海、ニースを思わせる南仏の街−。「帆船アザール=危険な夢」にわが身を賭けた男と少女を描き、現代フランス最大の作家が、壮麗なる冒険の世界へ読者を誘う。洞窟で伝説となっ...

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偶然 帆船アザールの冒険

税込 2,530 23pt

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商品説明

太陽、海、ニースを思わせる南仏の街−。「帆船アザール=危険な夢」にわが身を賭けた男と少女を描き、現代フランス最大の作家が、壮麗なる冒険の世界へ読者を誘う。洞窟で伝説となった男を描く中篇「アンゴリ・マーラ」所収。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

偶然 7-230
アンゴリ・マーラ 231-307

著者紹介

ル・クレジオ

略歴
〈ル・クレジオ〉1940年フランスのニースに生まれる。23歳で刊行した処女長篇小説「調書」でルノドー賞獲得。60年代以降のフランス文学を代表する作家。著書に「砂漠」「パワナ」ほか。

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評価内訳

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紙の本

どうして海が好きなのかわかった

2002/04/27 14:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:矢野まひる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1999年にメキシコで書かれた作品。家出少女ナシマがもぐりこんだ、エレガントな帆船「アザール」の数奇な運命が描かれる。……というのは粗筋紹介としては適切でないかもしれない。「アザール」の所有者で船長である、年老いた映画監督モゲルの生涯、ナシマの生い立ち、老いと若さの対峙、一艘の帆船に偶然にも引き寄せられた彼らはもっと広い世界へ旅立っていこうとする。それはイキルコトソノモノダ。訳者の方の後書きを読むと作家の新境地を開拓する重要な一作、と書かれてある。まあ、クサイといえばクサイのである。そんなクサイことを平気でやってもいいのはル・クレジオだけである。私は、ただひたすら、海を偏愛する作家の、海の描写に酔いしれるばかりだったのだ。
 物語の半分ほどは、帆船の航海の様子の記述に費やされる。つまり海の描写で約120ページが埋め尽くされている。その叙述のなんとまあ、きらめくようで、輝くようで、反復される語なんぞひとつもなく、海洋の仕事に関わっている身ではない者にとっても不思議と敬虔な気持ちにさせられる海の、魔法のような魅力を再現しているかは、読んだ人でなければわからないだろう。
 そして事態は思いもかけない方向に進んでいく。結末にいたっても、海の在り様は物語の始まる前と変わることはない。ああ、だから私は海が好きなんだ、と腑に落ちた気がした。不幸な生い立ちも、老いも、出会いや別れの悲しみも、海の前では相対化され喜びと変わってしまうから。
 私は冒頭のシーンで、ナシマが丘の上から「アザール」を見て、直感的に自分はもうこの町に2度と返ってこないだろうと知ってしまう箇所が大好きだ。切なくてワクワクさせられる感動的な場面だ。海が好きな方ならはまること請け合います。

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2016/11/10 21:09

投稿元:ブクログ

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