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紙の本
岳 1 (ビッグコミックス)
著者 石塚 真一 (著)
【マンガ大賞(2008)】【小学館漫画賞(第54回)】【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第16回)】【「TRC MARC」の商品解説】▼第0話/読み切り▼第1話/ク...
岳 1 (ビッグコミックス)
岳 1
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セット商品 |
- 税込価格:10,465円(95pt)
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商品説明
【マンガ大賞(2008)】【小学館漫画賞(第54回)】【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第16回)】【「TRC MARC」の商品解説】
▼第0話/読み切り▼第1話/クイズ▼第2話/エアーポケット▼第3話/写真▼第4話/イナズマ▼第5話/頂上▼第6話/遠くの声▼第7話/夢の山●主な登場人物/島崎三歩(海外の山々を登り、故郷に戻り民間の救助ボランティアをしている)、野田正人(長野県警の警察官。山岳救助隊チーフで三歩の幼なじみ)、椎名久美(野田の部下で山は初心者。今ひとつ山を好きになれずにいる)●あらすじ/秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…(第0話)。●本巻の特徴/ビッグコミックオリジナル本誌に掲載された読み切りが好評だったため、増刊で連載開始となった石塚氏の出世作。大自然のなかで繰り広げられる感動の山岳救助物語が、ついに単行本化!!【商品解説】
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書店員レビュー
もう皆さんご存知だと...
ジュンク堂書店西宮店さん
もう皆さんご存知だとは思いますが。
5月に映画化されたものの原作です。
山の魅力と生きることの意味がぎゅっと詰まった泣ける漫画です。
ぜひどうぞ。
父親担当。
紙の本
遭難者
2006/09/09 13:50
18人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るーく - この投稿者のレビュー一覧を見る
山岳救助ボランティアの三歩は、遭難者を発見すると、まず「良く頑張った。」と声をかけます。
体中−頭蓋骨までも骨折し、ヒューヒューと息を吐くだけの遭難者に向かって、「そうだね、わかってる。心配ないよ。」と声をかけます。
「君の家の今晩のおかず、何だろうね。」
遭難者を背負って運びながら、絶えず声をかけ続けます。
この作品の遭難者たちは、山を甘く見た軽率な登山者ではありません。
事前に準備をしても事故に遭うことはあるでしょう。
中には生きて戻れない人もいるでしょう。
生きて戻れたとしても、遭難者はものすごい孤独や恐怖に怯えた時間を過ごすはずです。
作者はそういった遭難者の孤独・不安・死の恐怖を丹念に描き出します。
「良く頑張った。」
発見された遭難者にとって、その一言がどれほどの安堵感を与えるか。
それは想像に難くありません。
山を知り尽くした三歩だからこそ言える優しい一言だと思います。
電子書籍
岳1
2016/03/06 14:21
5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪山
入山手続きしない人...
コース外を滑るスキーヤー...
そんなバ●な奴らでも自らの命を懸けて救助へ向かう山岳救助隊。
毎年そんなニュース見ると、他人事ながら腹立たしい。
そんな●カな人達がこの漫画を見て反省し、何事もなく戻って来た自惚れどもに読ませたい作品ですね。
電子書籍
死生観がナチュラル
2024/01/13 15:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
山に来た人の生と死を、とてもナチュラルに、ニュートラルというか、山だけどすごくフラットに描くなぁと思います。
死を特別視せずにありのまま描かれているというか、はじめはそのスタンスに少々面食らったものの、生も死も区別することなくひとえに山が好きな人を迎え入れてくれるかのような山と三歩に救われるものがあり、読んでいくと心を寄せるようになります。
山での遭難を題材にすると、オーバーに劇的に描きたくなるようにも思いますが、決してそんな風には描かれずに時に淡々とさらりと描写されるのが凄いことと思います。
だのに山の怖さや厳しさ冷酷さ、そして美しさと優しさもより伝わってくるので、やはり凄い漫画だと思います。
電子書籍
山岳マンガの傑作
2017/03/16 01:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:四郎丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山を舞台にした漫画といえば、先日急逝した谷口ジローが有名ですが、本作品で石塚真一がそれにとってかわりましたね。
電子書籍
感動しました
2016/03/23 14:49
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ど - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと読みたかったので、今回無料であったので初めて読みました。一言、感動です。ネタバレになってしまいますが父子のお話しは電車の中で読んでたので涙を我慢するのが必死でした(出来なかったけど)まだ、2巻、3巻とあるので楽しみです。
電子書籍
レスキュー
2021/03/29 16:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
山岳レスキューのお話。当たり前だけど生還できる人と出来ない人がいる。三歩は自ら危険に飛び込んで行き、遭難者達を助けるが決して責めたりしない。どう言う気持ちなんだろうな…
電子書籍
遭難
2023/03/24 22:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニュースで知っても山が身近でない者にとっては現実感のないものだったけれど、この本を読んで厳しい現実の一端を知った。
電子書籍
とにかく明るい三歩
2022/04/16 15:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:路傍の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山岳ボランティアの三歩の山への愛が伝わって来る。救えた命救えなかった命それぞれに物語がありそこが丁寧かつあたたかな目線で描かれている点に好感を持てた。
紙の本
山の怖さ
2019/09/23 22:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
山は怖いところである。実際に山で亡くなる事例は毎年必ずあるといっても過言ではない。本作は多くの遭難者を救っている。しかし、中には助けられずにヘリコプターに乗せずに吊るして運んでいるものもある(航空法上物として扱うとの解説があるが、悲しいものである。)。
上司と部下2名で遭難し、上司は部下を思って一緒に死のうとする話は感動的だ。深い信頼関係があることがよくわかる。また雪崩がいかに恐ろしいかもわかるだろう。
恐怖を感じるのは割れ目だ。クレバスの画像など非常に恐ろしいものだと感じているが、このような場所に落ちたとき、人は何を感じるのだろうか。