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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1999/10/08
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/213p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-750203-8
文庫

紙の本

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

著者 村上 春樹 (著)

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

税込 638 5pt

レキシントンの幽霊

税込 499 4pt

レキシントンの幽霊

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みんなのレビュー323件

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評価内訳

紙の本

対話的な孤独

2006/10/28 23:10

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:芦原直也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近映画化された「トニー滝谷」という短編小説や、中高生向けの集団読書テキストとして単体で出版されている「沈黙」などの秀作が収録されている短編集。『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』や『ねじ巻き鳥クロニクル』のような壮大な世界観は無いが、短編小説という形式の特性を活かした、「奇妙な余韻」を体験することができる。
私は小学生の頃からの村上ファンであるが、最も好きな作品は何かと訊かれたら本書を推す。中学生の頃に読んで以来、もう何十回再読したか分からない。「奇妙な余韻」に病みつきになってしまうのである。
それほどの魅力がどこにあるのか、各作品を簡単に紹介しながら自分なりに説明したい。
本書には7編の短編小説が収録されている。友人のケイシーに留守番を頼まれた「僕」がその夜に体験した怪談「レキシントンの幽霊」、突然現れた緑色の獣に求婚される女の話である「緑色の獣」、ある事件をきっかけに狡猾な同級生に追い詰められていく高校生の話である「沈黙」、氷男と出会い結婚した女の話「氷男」、画家のトニー滝谷の人生を追う「トニー滝谷」、子供の頃に体験した津波のトラウマを語る「七番目の男」、めくらやなぎという架空のおとぎ話を作る女との思い出を回想する「僕」の話「めくらやなぎと、眠る女」
これらの作品には共通して「不安と孤独」が表現されている。しかし一方で、それぞれが訴える孤独は異なる方向性を持っている。例えば、「レキシントンの幽霊」のケイシーは失ってしまった人や過去に執着しているのに対し、「トニー滝谷」のトニーはそれらへの重圧に耐えきれず最終的には思い出さえも失ってしまう。詳しくは実際に読んでみることをオススメするが、過去に対してどのような感情を抱いているか、彼を孤独にさせているのは何かに着目すると、これらの作品それぞれの性質の違いが分かるだろう。
このように、この短編集は共通のテーマを抱えているのに異なる性質を持つ小説が収録されていることに魅力があるのである。おそらく村上春樹自身もそれを自覚していて、あとがきにも『書いているときは、とくに深く考えもせずに、書きたいことを書きたいように書いていただけなのだが、こうして年代順に並べてまとめて読んでみると、それなりに自分では「なるほど」と思うものはあった。ひとつの気持ちの流れの反映であったのだなと思った。あくまでも自分ではということだが。』と書いている。
私は本書の多様な孤独を表現している点を「対話的な孤独」と名付けたい。孤独を表現するのはおよそモノローグ的な表現になりがちであるが、本書では孤独が表現されていながらも、作品ごとの差異が短編集という編集形式によって強調されている。私にはこの差異の強調が、作品相互のコミュニケーションとして機能しているように感じてしまうのである。
自分は孤独だと思う時は誰にでもある。しかしその孤独さに対して自分がどのように向き合っているかを知る人は少ないのでは無いだろうか。私が何度も本書を読み返してしまうのは、自分は孤独とどのように向き合っているかを理解し、表現したいと思うからなのではないかと思う。
そう、「七番目の男」が百物語のように語り継いでいく体験談の1エピソードであったように、私は本書に8番目の物語を付け加えたいと感じているのだ。それこそが、冒頭に述べた「奇妙な余韻」の正体なのである。

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紙の本

村上春樹による怪談集

2002/07/16 22:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カレン - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の短編集のなかで、本書が一番好きだ。
著者は明らかに長編作家だと思うし、「ねじまき鳥クロニクル」などの華々しい代表作やこれまた人気の高いエッセイの間にあって短編はあまり目立たないが、実は村上春樹は短編作家としても傑出している。

表題作の「レキシントンの幽霊」は怪談だが、ひんやりした雰囲気がいかにもちょっとした「怪」らしくて良い。
幽霊が出てくることと、その後家の持ち主とその友人に起こった不可解な変化が、関係のあるようなないような。終わりのしめかたがうまかった。
ざらざらして不思議な読後感の「七番目の男」も好きな一編だ。
「めくらやなぎと、眠る女」は、「蛍・納屋を焼く」に納められているものの別バーション。
オリジナルでは、バスの中の奇妙に統一感のある老人たちの描写が延々と続いて読者を不安にさせるが、こちらはそこが大幅にカットされ、主人公といとこ、主人公と死んでしまった親友、そのガールフレンドにより焦点がおかれている。
短編としてまとまっている新バージョンも良いが、不条理なオリジナルの方が不気味でこの短編集の雰囲気にはより合っていたかもしれない。

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紙の本

タイトルが良いですね

2023/06/27 15:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

孤独がある、和解がたまにある、ちょっと和解が遅いことがあり、過ぎ去った時間の強靭さということで、久しぶりに祖母に会ったときの後悔に似ています。

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紙の本

円熟の短篇集

2021/07/28 23:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の短篇集としての最高傑作としてこれを推す人も多いかもしれない。初期からのファンには「沈黙」のような教科書的にも思える作品は別に春樹が書かなくともという気がしなくもないが、円熟の短篇集としていいだろう。

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紙の本

レキシントンの幽霊

2002/01/08 20:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:7777777 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 喪失と不可思議な物語。なにかが抜け落ちてしまったような読後感を覚える。
 なかでも沈黙は、大沢という男が僕に対して過去を回顧するという作品が一番。寡黙で村上春樹氏本人を思わせるような大沢が僕にたいし、ゆっくりとゆっくりと自分の過去を語ってゆく。そこで大沢は傷付いた過去を語り、読者はそれにのめり込まれてゆく。大沢の人柄滲み出た回顧は、それを肯定する人間、否定する人間どちらをも、その違いを感じさせないほど共感させてしまう。こんな透き通った語りを出来るのは、村上春樹氏だけであろう。

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紙の本

心のやみを垣間見たとき

2001/09/08 17:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る

 物語の行方は不可思議であるけれど、描写の克明さや、語り口の安定感でリアリティを感じる7つの短編集。

 全体的にダークトーンといった感じの重さがあるのは、それぞれのテーマに、ありふれた日常の中に身を潜めている心の闇、孤独や暴力、恐怖を扱っているからだろうか。

 いじめを描いた『沈黙』。本当に怖いのは、いじめている当人ではなく、自分では何も生み出さず、表面的なことを無批判に受け入れ、踊らされ、集団で行動する「顔のない人たち」。沈黙という攻撃を受け続けた「僕」の言葉が、重く心に残ります。

 自らの過去の過ちによって残った心の傷、その恐怖心との葛藤を描いた『七番目の男』。一夜を過ごした居心地の良い屋敷での、現実と非現実の狭間のない不思議な体験を描いた表題『レキシントンの幽霊』。孤独であり続けた男の半生を淡々と描いた『トニー滝谷』など。

 過去に、実際にあったできごとを、村上さん自身のフィルターを通し、スケッチ風に描いた『回転木馬のデッドヒート』という短編集があるけれど、表現の精巧さとフィクションとノンフィクションが重なり合ったような雰囲気は、それに近いものを感じた。

 短時間でさらりと読める量でありながら、心の奥深く問いかけてくるようなそれぞれのテーマに、ふと立ち止まってしまう一冊です。

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電子書籍

見えないものを描き出す

2018/05/16 03:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

深い孤独に落ちていく男子高校生の運命を描く「沈黙」が圧巻です。名前のない群衆の恐ろしさが伝わってきました。

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紙の本

村上春樹のさまざまな試み

2001/01/22 10:59

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 7つの短編が収録されている。
 表題作である『レキシントンの幽霊』は、村上がアメリカに住んでいた時に実際に経験したことを綴ったもの。だからといってただのエッセイではなく、確かな物語として綴られている。ストーリーテリング技術の妙と言えよう。内容は、ボストン郊外・レキシントンにある友人の家の留守番をすることになった「僕」が、幽霊たちのパーティーの物音を聞いたというもの。音を聞いただけでその実態は明らかにならない。
 『緑色の獣』の主人公は、主婦である「私」。「私」の心を読むことが出来る緑色の獣に対して、「私」はあらんかぎりの残酷な想像をしてその獣をいたぶる。それはやはり、“女ならではの冷酷さ”と言えるのだろうか。いずれにしろ、村上春樹の小説で主人公が女性なのはめずらしい。
 『沈黙』は、青木という同級生に傷つけられた大沢という男が、ある形でそれを克服する物語。これも記述は3人称ではなく、大沢が「僕」に対して過去を回想するという形をとっている。大沢が語る、「でも僕が本当に恐いと思うのは、青木のような人間の言い分を無批判に受け入れて、そのまま信じてしまう連中です。」という台詞は、村上春樹には珍しい、社会的な発言と受け止めることも出来よう。
 『氷男』の主人公も、女性である「私」。氷男と結婚した「私」が、氷の世界に閉じ込められる一種のファンタジー。これも、さまざまな解釈が可能だろう。
 『トニー滝谷』は、滝谷トニーという男と、彼の父と、彼の妻に関する物語。記述は3人称。孤独な男が孤独ではなくなったが、結局孤独になったという話。
 『七番目の男』は、七番目に話すことになっていた男が、高波に飲み込まれたKという友人にまつわる過去のトラウマを語るというもの。
 『めくらやなぎと、眠る女』は、『蛍・納屋を焼く・その他の短編』に収められていた短編『めくらやなぎと眠る女』を短くしたもの。
 全体的には、奇妙な話をそのまま提示するという形をとっている。芥川龍之介的な短編と言えようか。

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2004/12/01 23:18

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2005/08/04 11:39

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2005/09/06 18:36

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2005/10/06 01:41

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2005/10/10 03:19

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2005/11/24 21:58

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2005/12/18 15:42

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