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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.5
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/206p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-97501-1

紙の本

典子44歳いま、伝えたい 「典子は、今」あれから25年

著者 白井 のり子 (著)

人々の心の中に、あの19歳の典子は今だに息づいていました…。両腕のないサリドマイド児として生まれた著者が、結婚、子育てを経て熊本市役所を退職し、講演活動を開始。新たな出発...

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典子44歳いま、伝えたい 「典子は、今」あれから25年

税込 1,257 11pt

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商品説明

人々の心の中に、あの19歳の典子は今だに息づいていました…。両腕のないサリドマイド児として生まれた著者が、結婚、子育てを経て熊本市役所を退職し、講演活動を開始。新たな出発に際し、感謝の気持ちを込めて綴った一冊。〔「典子50歳いま、伝えたい」(光文社知恵の森文庫 2012年刊)に改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

白井 のり子

略歴
〈白井のり子〉1962年熊本県生まれ。両腕を失ったサリドマイド児として生まれる。主演映画「典子は、今」が大きな反響を呼ぶ。熊本市役所勤務を経て「スマイルビー」設立、講演活動を開始する。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

懐かしい友人に久しぶりに出会った感じでした。

2006/09/03 19:59

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ふと、書店で平積みされている本の一群の中にあった本書を見かけたとき、連絡のとれなかった友人に偶然に出会った感じだった。
 お互い、年齢をとったねえ、と声をかけそうになるくらいだったが、幸せそうな顔つきに安堵を覚えた。
 生まれつき両腕のない子として生まれたのり子さんであるが、その昔であれば奇形児として忌み嫌われる存在であった。
 しかし、彼女はなんの屈託もなく登場したのであるが、その心中の葛藤ははかりしれないものがあったに違いない。
 一般の児童と同じ小学校に入学を許され、この両腕の無い女の子がどうやって学校生活を続けられるのか不思議でならなかったが、いつしかマスコミに登場しなくなった彼女である。それでも、公務員となり、結婚して子供にも恵まれたとまでは知っていた。
 その後、どうしているのかは気になったが、こうやって再び登場してきたのり子さんは再び鮮烈だった。
 今、新しい挑戦を始めた彼女である。言い訳と誤魔化しで生きてきた自身の半生を振り返り、まだまだこれから長いよと励まされた感じである。
 気付かれた方は少ないと思うが、本書は和暦で年月の経過が書かれているが、和暦で育ち、昨今の西暦表示に違和感を覚える身には極めて時の経過がすんなりと理解できるものだった。グローバルスタンダードといいながら、日本には日本の時間があることの安心感を改めて感じたものだった。
 年月の経過といえば、思わず笑ってしまったのはのり子さんのビールの飲みっぷりのよいことである。さすが、火の国女は酒にも強いなあとうなってしまった。
 今度、ビールのジョッキを鳴らすとき、のり子さんの今までの人生とこれからの人生に乾杯したいと思う。

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2011/09/02 18:08

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2012/03/07 21:33

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2016/08/28 07:39

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2019/06/02 01:45

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2020/08/10 00:05

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2023/08/26 10:42

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