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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.8 9件
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  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発売日:2002/02/01
  • 出版社: さ・え・ら書房
  • サイズ:22cm/167p
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:4-378-00766-5

紙の本

生きのびるために

著者 デボラ・エリス (作),もりうち すみこ (訳)

タリバン政権下のアフガニスタン。家族を飢えから救うため、11歳の少女パヴァーナは髪を切り、少年となって働き始める。難民キャンプで取材したアフガン女性の話を元に、カブールの...

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生きのびるために

税込 1,430 13pt

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セット商品

アフガンを生きぬく少女 3巻セット

  • 税込価格:4,29039pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

タリバン政権下のアフガニスタン。家族を飢えから救うため、11歳の少女パヴァーナは髪を切り、少年となって働き始める。難民キャンプで取材したアフガン女性の話を元に、カブールの町の様子と人々の暮らしを克明に描く物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

デボラ・エリス

略歴
〈エリス〉カナダ生まれ。17歳の頃より、反戦等の政治活動に参加。現在、カウンセラー、作家、NGOの中心人物として活動。「Xをさがして」で2000年度カナダ総督文学賞受賞。

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (7件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

平和への小さな種

2004/08/28 21:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私たち日本人は、日々報道されるニュースや新聞、雑誌の記事、またインターネットなどの数限りない情報を通して、他の国々の様子を知ることができますが、本当に知らなくてはならない状況に耳を傾けているでしょうか?また、目を向けているでしょうか?
 私は、中近東を旅して「エツコとハリメ」や「チャドルの下から見たホメニイの国」など数々のルポを書き続けている作家の新藤悦子氏の「どんなに小さくてもいいから平和への種をまきたい」という言葉をきっかけに、紛争の絶えない中近東の情報に心のアンテナを立て始めました。
 新聞や雑誌、インターネットの情報は、頭では理解できても心に届かないものがほとんどです。まず、映画から見始めました。「アフガン零年」「わが故郷の歌」「ハナのアフガンノート」「午後の五時」、そして、出会ったのがデボラ・エリスの三部作です。映画や物語という芸術作品は、情報とは異なり人間の心に訴えかける力を持っています。

 作者のデボラ・エリスは、難民キャンプで取材したアフガニスタンの女性の話を元に、戦乱のアフガニスタンを生き抜く二人の少女パヴァーナとショーツィアを描くことを通して、タリバン政権下のアフガニスタンの惨状を綴りました。連作「生きのびるために」「さすらいの旅」「泥かべの町」は、作者の悲しみを昇華して、子どもたちにもわかる言葉で綴られた渾身の三部作です。
 第一作目の「生きのびるために」は、タリバン政権下のカブールの様子と人々の暮らしが綴られています。タリバン政権下のアフガニスタンでは、女性は男性同伴でなければ外出を許されませんでした。そして、教育を受けることも就労することも許されませんでした。そんな状況下のカブールを生きる11歳の少女パヴァーナは、映画「アフガン零年」の主人公の少女マリナと同じ運命を辿ります。
 家族を飢えから救うために、髪をばっさり切って、少年の服を着て、少年としてカブールの街で労働をすることを強いられるのです。

 初潮を迎える直前の純粋で多感な少女達の多くが、少年として生きることを強いられ、過酷な労働に耐えなければなりませんでした。もし、私が…と思っただけで、胸がかきむしられるような悲しみを抱きます。作者は、家族のために涙を流すタリバン兵の姿を描くことも忘れません。力による支配の下では、誰もが悲しみとともに生きていかざるを得ないのです。作者は、少女パヴァーナを通して、タリバン政権下の様々な惨状を描きます。 
 タリバン政権は崩壊しましたが、そのような過酷な時代があったことを記憶しなくてはならないと切実に思います。わたし達が知ることの出来ない世界のどこかで、同じ悲劇が繰り返されないためにも、少年として生きざるを得なかった少女の抱く悲しみを心で受け止めていかなくてはならないと思います。そして、次の世代を担う子どもたちへと伝えてゆかなくてはならないのでないかと思います。

 作家の新藤悦子氏は2003年7月に紙芝居を持って、トルコへと渡りました。そこで、紙芝居を見ている子どもたちの笑顔に包まれ戦争とは反対の力ー生かしあう力を感じたと「母の友」(2004年9月号)の記事にて報告しています。
 私にとっての平和への小さな種は、何だろう。あまりに悲惨なアフガニスタンのタリバン政権下の状況を知り、何もできない自分に無力感を感じていましたが、私には言葉があることに気が付きました。たとえ、どんなに小さな種であっても、書評を通して、平和への小さな種を届けたいと思いました。
 一人でも多くの日本の少年少女たち、若者たちに読んでほしい一冊です。平和への小さな種が一人でも多くの心に届きますように!

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紙の本

作者デボラ・エリスについて

2002/02/26 18:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さ・え・ら書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る

作家、精神障害者施設のカウンセラー、女性の権利、反戦のための活動家であるデボラ・エリスは、アフガニスタンでタリバンがカブールを支配した1996年、NGO“Women for Women Afghanistan”をカナダ、トロントに設立。アフガニスタン及びパキスタン難民キャンプ内の女性と子供の教育を支援する活動を本格的に開始した。1997年、1999年の二度に渡り、パキスタン、ぺシャワールの難民キャンプで、数百人に及ぶ難民女性に直接話を聞き、内戦中のアフガン女性の体験を“Women of the Afghan War”にまとめ、2000年に発表する。さらに、その時取材したタリバン支配下での暴力、人権の抑圧、女性の地下活動、生きのびるための人々の闘い、とりわけ少年に変装して戸外で働き家族の生活を支える少女たちの実話をもとに、同2000年、本書“The Breadwinner”を書き上げて発表、Silver Birch Award(オンタリオ州)の候補作となる。カナダに続き2001年、アメリカで出版。
2001年9月以降、アフガニスタンの現在を子供の目から生き生きと描いた唯一の児童書として、ヨーロッパ各国、オーストラリアで次々に出版されている。デボラ・エリスは、本書のすべての印税を、アフガニスタン難民女性と子供の教育活動及び、アフガニスタン女性の組織the Revolutionary Association of the Women of Afghanistan(RAWA)の活動に寄付している。

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2010/04/04 14:50

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2012/09/09 21:56

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2013/05/23 12:48

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2022/03/30 18:19

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2020/06/07 17:24

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2021/10/24 14:23

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2023/03/08 21:52

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