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紙の本
入門・景気の見方 「手づくり分析」で先を読む (PHP新書)
著者 高木 勝 (著)
景気の見方、現状判断、将来予測の方法などについて、的確な景気予測で定評のある著者が、エコノミストとしての長年の経験から培った独自の「手づくり」データ分析法を紹介しながらや...
入門・景気の見方 「手づくり分析」で先を読む (PHP新書)
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商品説明
景気の見方、現状判断、将来予測の方法などについて、的確な景気予測で定評のある著者が、エコノミストとしての長年の経験から培った独自の「手づくり」データ分析法を紹介しながらやさしく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
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景気の行方を経済指標からどうやって分析するのか,経験豊かなエコノミストのノウハウを紹介
2000/07/17 03:18
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
景気というのは,われわれの仕事や生活に関わる重要な出来事なのだが,その実態は意外に把握されていないものだ。ところが,経営判断をくだす場面はもちろん,就職活動に始まり老後の生活にいたるまで,景気の先行きを無視しては決められないことばかりだ。本書は,著名なエコノミストが長年の経験に裏打ちされた「景気の見方」を伝授する書である。各種の統計調査の中から10種類に注目して,“経済の素人”にもその意味するところを分かりやすく解説している。
そのなかでも経済企画庁調査局の「景気動向指数」に着目し,分析手順のノウハウを開陳している。著者が過去に行った経済予測を例に挙げていて圧巻だ。エコノミストをめざさなくても,「水準でなく変化率で判断」「3カ月単位で考える」「日本経済新聞を7面まで読む」といった,景気を見る目を養うための基本的な考え方や情報収集の身のこなしなどは,一般の人にも有益な指針である。これまで漫然と読んでいた新聞の経済欄の見方が断然変わってくるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000