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  • みんなの評価 5つ星のうち 2.4 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/229p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-87728-964-X

紙の本

甘い雨のなかで

著者 甘糟 りり子 (著)

生々しい欲望はむき出しにしたまま。物もセックスも使い切ったら、ブランニューを激しく求める女たち、男たち。どういうことを幸福と呼ぶのか? 東京を舞台に、ひりつく精神と肉体を...

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甘い雨のなかで

税込 1,430 13pt

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商品説明

生々しい欲望はむき出しにしたまま。物もセックスも使い切ったら、ブランニューを激しく求める女たち、男たち。どういうことを幸福と呼ぶのか? 東京を舞台に、ひりつく精神と肉体を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

痛んだ日々 5-34
耳の使い方 35-64
誕生日 65-94

著者紹介

甘糟 りり子

略歴
〈甘糟りり子〉1964年神奈川県生まれ。玉川大学文学部卒業。ファッション誌・週刊誌に執筆。著書に「最新明解流行大百科」「東京のレストラン」がある。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価2.4

評価内訳

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紙の本

ブランニューに駆り立てられる男女の、バブリーな恋のおとぎ話

2000/07/10 20:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:相沢直子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書に出合うまで、著者はスポーツカーを駆って霞町交差点付近に出没する美人ライターというイメージだった。東京じゅうの「ブランニュー」に精通するおしゃれで洗練された、遊び上手なお嬢様。そんな彼女の初の書き下ろし短編集は、東京に生きる男女の空虚な姿をリアルに描き切った力作だった。刺激や新しいものを求めて夜の街に出没する若者たちの、八つの恋物語が収録されている。

 帯に「新しい恋愛小説の誕生!」とある。ストーリーは不倫や三角関係など、よくある話ではあるが、それぞれのシーンが無感情のまま進んでいく。「感情をすべて使い切ってしまった」「ジェラシーの入り込まない関係」「いろんなものを持ちすぎてしまったために、そのすべてを持て余していた」と、彼らの恋愛はすべて賞味期限つき。行くか、戻るか、どちらか一つ。

 いままでの恋愛小説の中心だった心の移ろいや追えば逃げる、逃げれば追う、といった恋のかけひきはこの本には描かれていない。この小説に登場するのは、ものごとに対して反応的な生き方しかできない若者たち。それがこの小説にリアリティをもたらし、新鮮さを高めている。男と女だから出会ったら何があっても不思議はない。恋愛とはこんなにはかないものだったのか、と思う一方、これが都市恋愛の現実なのかとも思う。

 「どういうことを幸福と呼ぶのか?」という帯の問いかけ。
 「・・・こってり甘いのに、なんの実体もなく、手ごたえがないまま消えていく、それは私の毎日と同じ。」と小説のなかで女が語る。登場人物の多くは著者と同世代の三〇代。もう若くはないが、旧きよきバブル時代を忘れられない、おいしい味を知ってしまった人種たちだ。ところどころに散りばめられた、外車やブランニュースポットのディテールの表現にもそれは現れている。生活は豊かだが、だれもが幸せに見えない。家族関係、恋人関係、友人関係のすべてが嘘っぽくて希薄。虚構のなかでうごめく若者たちの、軽くて浅い人間関係を強烈に皮肉っているようにも見える。

 これはお手軽な恋愛小説ではない。心の奥底にひりひりと染み込むような読後感だ。 (bk1ブックナビゲーター:相沢直子/編集者 2000.7.11)

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2012/12/21 11:37

投稿元:ブクログ

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2019/10/10 13:48

投稿元:ブクログ

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