あふれるまで愛をそそぐ ６歳までの子育て 子どもの心にひびく愛ひびかない愛

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子育てに迷ったとき。
叱ってばかりになっているとき。
この本を読めば、何が問題かはっきりしてきます。
すごく納得できる育児書。

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育児に大切なこと。子どもの心に十分寄り添うこと、十分に甘えさせること。簡単なようで難しい。朝のグズグズは甘え不足とか。十分に甘えさせれば、躾は不要！とあったが、叱ったりしないと、トンデモナイワガママな子になってしまいそうで怖い…

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タンポポ団のお友達に借りました。
子どもに対する眼差しが、娘が通っている園の保育方針に近く
園の対応で腑に落ちなかった部分もスッキリしました。
また、佐々木正美先生の「子どもへのまさざし」で仰っていたことも
より具体的に解りやすく伝わってきました。
子どもが奥底で求めているものは何なのか
それを考え、真剣に応えることで安心感は育っていくのだと
思いました。
娘は恐怖感が強い子なので、少しずつ
恐怖感が幸福感に変わっていくように愛で満たしたいと思います。
長く借りてしまったので、何度も読み返しましたが
その都度、違う気づきを頂きました。ありがとう。

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どうすれば愛が子どもに伝わるか。
それは、子どもが求める小さな望みに答えてあげること。

この本には実際にあったエピソードがたくさん載っています。
いろんなエピソードを読んでたくさん泣いてしまいました！

私は甘えっ子なわが子に
たっぷり愛情を伝えているつもりだったけれど
やっぱり朝の洗濯掃除の忙しい時間とか、
「後でね」って相手にしてあげない事が多かったです。
寂しい思いをさせていたんだなって反省しました(⊃ω｀)

この本を読んでから、
出来るだけ望みに応えてあげるようにしたら
甘えっ子でいつもニコニコな子が
ますます甘えっ子でもっとニコニコになって
今までよりもずっと素直になりました。

最近は子どもが生まれてきた時の
幸せな気持ちがだんだん薄れてきて、
イヤイヤ期で疲れたり
怒ってばっかりだったけれど
この本のおかげで、
今日は子どもと一緒にいて、
私も心のそこから『あぁ幸せだなぁ♪』って
感じることが出来ました。ありがとうございます。

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著者が子育て相談を受けるなか、
子育てに悩むお母さん達に共通して感じること。
それは、「小さい頃に親に愛された思い出がないため、
わが子をどうやって可愛がったらいいかわからない」
ということらしい。

そのことから本書では、タイトル通り、
愛情をそそぐことが最も大事だと強調している。

子育ての悩みはさまざまあるが、根本は一つであり、
子どもは幼い時ほど可愛がって育てることが、
その子の本来の「よさ」を発揮し、いい大人になるという。

また、子どもが求めるものは大概単純なことであり、
（抱っこしてとか、お外行きたいとか）
大人がその気になれば応えられることばかりなのだから、
極力かなえてあげることを薦めている。
それが愛情なのだと。

ただし、愛情をそそぐことと、甘やかしを履き違えてはいけず、
「子どもが欲しているときに、
　欲していることをしてあげるのが親の愛であり、
　欲していないときに、
　欲していないことをしてあげるのは親のエゴである」と。
例えとして、
子どもにブランド服を着せるのは親のみえ以外のなにものでもないという。
（確かに一理あるが、
　ブランド服が親の子育てに対するモチベーションをあげる要素ならば、
　それも良いと思う。
　汚しても理不尽に起こらなければ。）

そして著者が最も言いたいことは、これだろう。
「意欲と思いやり、そして自分の行動に責任を持つ自主性。
　この三つを幼児期に育てられていれば、
　子どもたちは、それぞれ試行錯誤をしながら、
　幸せに生きる道を見出していけるのではと思います。」
それには、愛情をそそぐことが不可欠ってことなのかもしれない。

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事例がたくさんあってよかった。
いくら愛があっても、子どもの心に響かなければ意味がない。
子どもと向き合うとはどういうことなのか、参考になるところがあった。

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実際の話が盛り込まれてあり、なるほど・・と納得はできる。
でも私にはすぐには実践できないと思う・・。母親が精神的にしっかりしてないと無理だと思うし、働いてたら朝１分ぎゅっと抱きしめるとかトイレ終わるまで待ってるとかしてたらとても間に合わない・・そうするためにはいろいろ別の施策もいると思う・・

でも、ためにはなりました。頭の隅にいつもおいて、できるかぎり実践していきたいと思う。
（メモ）
・子供を一人の人格として見る
・絵本を読み聞かせるときは一生懸命やる
・子供がお母さんに甘えたいときに、忙しくしているお母さんが自分の方をむいてくれたということがうれしい→信頼関係→子供がぐずぐずしなくなる
・小さい子の「遊び食べ」は家庭でしかできない、自己主張。４，５歳になったらもうしなくなるからこの時期だけと思って受け入れてあげるのがよい
・子供と付き輪うときは、大人の方もでんと腰を落ち着けて、子供のゆっくりとした時間に合わせること。
・子供はたくさんかわいがればいい、思いやりを育てれば、しつけはいらない
・子供の好きなことをさせてればいい（習い事とか）

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目からウロコ。読んでいると涙があふれてくる。子育てしてる人もしてない人も読むべき本。愛って本当に最強。

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文章が平易で読みやすい上に、
実例が多いから、読むのに時間がかからない。

子どもが何を必要としているのか、子どもの目線で。
例は保育現場での話がわりと多めで、
家庭での話は「抱っこ」がメインという印象。

全てがその通りかどうかはさておき、
（子どもの問題行動は全て愛情不足が原因というような書き方なので）
とりあえず出来ることから実践して、折に触れて読み返したい本。


【追記】
自分用メモに書いても良い内容なんですが…この本、私には合わなかったみたいです。
これを読んで以降、何かにつけ「愛情不足にさせてる。もっと優しくしなきゃ。抱きしめなきゃ」と強迫観念？のようなものにとらわれてしまって、最後には「ああもう！どうせ私にはできない！！」と爆発→子どもと逆にギクシャクするという、どうしようもない状態に…（笑）
本の趣旨はそういうことではないと思うんですけど、変に頭に残ってしまったのが敗因かも。
この通りにできたらとっても良いと思うし、読みやすい本で合う人のほうが多いとは思うので、評価を下げたりはしません。
一応、こんな人もいました…ということで。

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子どもが小さい今、この本を読んでよかった。

子どもはしからなくても、たくさんスキンシップをして、親の愛情が子どもに伝わっていれば、しっかり育っていくということがよくわかりました。

子どもがもう少し大きくなったら、また読み返したい。

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「愛」のそそぎ方として挙げられているのは、トイレは近くで待っていてあげるとか、抱っこしてあげるとか。私にもできそうな事なのでやってみようという気になる。
5才の息子に対して、甘えん坊を卒業させていこうと考えていたのだが、方針を変えるべきか？ベタベタにかわいがって今毎晩してるおねしょがとまるか試してみよう。
ただ、困難から逃げた子をはねつけて見せしめにするなど、思い込みの強さも感じた。保育者としてそれはどうかなと★マイナス１。

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子どものこまった行動のいくつか「おねしょ」「暴力」「孤立」「おちつきのなさ」は、「甘え」不足している。甘えを満たしてあげることで、子どもは自立するという主張です。
折に触れて読み返したい本です。
・甘え不足を発生してしまう例、行動パターン。
・「甘え」と「放任」の違いについても言及されています。

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「あふれるまで愛を注ぐ」

愛情不足から起こる子どもの問題行動。

幼少期の「甘え」をたくさん受け入れて
「甘やかし」や「過干渉」にならないように、
子どもを忍耐強く（難）ゆっくり見守りたいです。

体・頭・心　３つの「ごはん」をバランス良く与えたいです。

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読んで良かった。
今からでも実践していきたい。
私に足りないことがよくわかった…
トイレにも快くついてってやろう…。

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いろんな思いが交錯して、何度も涙をこらえながら読んでしまった。

タイトルから想像できるとおり、子どもにはあふれるほどの愛情をそそいで育てよう、という内容だった。

実は、自分の中にも確信がある。

両親に、特に母に、とても愛されて育ったという満足感、安心感。
子どもながらに、いつも母のあふれるほどの愛情というものを感じていた。そして、自分は愛されていると感じ、心の底から安心していた。さらにいうと、自分は安心しているということもかなり意識していた。

小学校で嫌なことがあって、なんとなくいきたくないなあ、とグズグズしていた時、「行かなくてもいいよ。今日は休めば？」と言ってくれて、学校に「お休みしますね」と電話してくれた母。どうして私の気持ちが分かったのか、すごくびっくりしたのをよく覚えている。行かなくていいと言ってくれたことが、すごく嬉しかったことも。

少し大きくなってからおねしょしても、「お布団干しておくね」だけで、一度も怒らなかった母。

夜中に目が覚めて寝つけなくなり、心細くて泣きたい気持ちになった時、もう小学生だったけど膝の上で寝かせてくれた母。

風邪をひいて早退したら、仕事を切り上げていつでも飛んで帰ってきてくれた母。

その場面場面は、今でも鮮明に覚えている。

私にとって、母は絶大なる存在だ。勉強が好きなので、育児書などもたくさん読んだのだと思うが、本能でやっていたと思う。

母は、自分の子育てにとても自信をもっている。そして自信をもっている姿を、私はとても尊敬している。でも、とても母のようにはなれないな、とも思っている。

母は、私の思いをとても敏感に感じ取ってくれ、一人の人格として真剣に向き合ってくれていたと思う。それを当たり前のようにやるのが常だった。
どうしてお母さんには私の気持ちがわかるんだろう、すごいなあ、ということも、子どもながらに感じていた。

たくさん甘えさせてもらったから、もっと甘えたいという気持ちが薄かった。
だからかな、高校を卒業したら、一日でも早く自立した生活をしてみたくて、アルバイト代で自分で生活するシュミレーションをしては、一人でほくそ笑んでいた。
そして、大学までは通える距離だったけど、一人暮らしをした。両親にも、とやかく言われた記憶はない。

本書にも、思う存分甘えた子どもは、時がくるとスパっと自立していく、とあった。
自分が自立した人間かは、はなはだ疑わしいが、意気込みだけは一丁前だったと思う。

ただ、いまだに母を目の前にすると、心が全開になりすぎて、わがままを全部ぶつけてしまい、後悔することしばしば。ああ、ごめんなさい。

本書で印象に残ったことをいくつか。

「甘やかす、と甘えさせる、は全然違うということ。
子どもはお母さんにいっぱい甘えたい。甘えることは、食べることや寝ることと同じように、子どもに必要なこと。」

保育園で、朝から夕方まで小さなハートで一生懸命過ごしているはずのるな。家ではたくさん甘えさせてやりたいとあらためて思う。

ただ、甘やかすのも得意技なので、そこはきちんとしなければ。

「子どもの望みはいつも小さな望みであること。それが満たされると、とても満足すること。」

るなの小さな望みを、正直、またそんなこと？面倒だなあ、と思ってイライラすることがよくあった。というか、そんな自分にイライラしていた。

朝起きて、玄関の鍵置き場の鍵についているキーホルダーを一通り確認してから、二階に上がりたい。

保育園のお迎えの時、大人用のスリッパを引っ張り出してきて、大きい子のクラスの前の長い廊下を往復してから自分の靴を履きたい。

ご飯を食べる時、今日はおかあちゃんにはこの場所に座ってもらいたい。数センチ右にずれてもらっても困る。

考えてみたら、自分だって子どもの頃は小さなこだわりの塊だった。そのこだわりは、自分にとってはものすごく大事なことで、それを母に分かってもらえたら、飛び上がるほど嬉しかったはず。そのことを思い出させてもらった。

私なりに、るなの気持ちに寄り添ってみようと思っている。