かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～ 4

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流石にもう取り繕えなくなってきたのか、
天才たちと恋愛頭脳戦は作者自ら疑問符を投げかける結果に。
まあ、それにより今まで以上にバカなことが出来そうなので、それなりに楽しみでもあったり。
白銀妹もちゃんと登場したので、藤原書記三姉妹も揃ったりするのであろうか?

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プライドの高い会長白銀御幸と副会長四宮かぐやその他生徒会メンバーが織り成すラブコメディ。頭脳戦の看板は実質上外されております。。

落としたい相手に冷たくする作戦を実行する会長。
「あえて嫌いと言ってみる」の項目を実行したとき、かぐやの計算では会長を仕留める算段が出来ていたが、
「会長に嫌いって言われた・・・」と泣き顔になる程精神的ダメージを受けるかぐや。
「会長は私のこと本当に嫌いなんじゃ・・・？」と疑心暗鬼になるが、会長に優しくされて「良かったぁ」と安堵の表情。
かぐやはもう完全に恋に落ちていますね・・・。

藤原聖母第二段。
今度は会長の音痴克服。
「ちょっと音痴」と説明した会長に「ちょっとじゃない！！」「壊滅！！」「致命的音痴！！」「よくも騙してくれましたね！！」は言い過ぎｗｗｗ
しかし１週間の特訓で壊滅から通常～少し上手いくらいまで引き上げる藤原聖母の母力よ・・・。

石上会計は何故か藤原書記を恥ずかしがらせる役どころｗ
イカサマトランプが速攻ばれて石上会計に「せこっ！」「恥ずかしい！」と言われて羞恥の表情たまらないです。

かぐやが風邪をひいて理性が失せ、本心が露わになる。
「はじめてのことばかりだから　わからないの」
「だからわたしがしってるやりかたしかできない」
かぐやが頭脳戦をしかけ、自ら誘おうとしない理由が分かりましたね。
そして修羅場事件。
会長は「指一本だけ触れた」。
かぐやの唇にツンっっと触れてたお返しにかぐやが会長の唇に人差し指触れてかぐやはその指を自分の唇に触れて間接キスとかひえーーー大人な関係や！！！！

地味に石上会計がケーキ食べて「あ・・・」と焦ってるところに「気にせず食え石上会計　俺の分は無くていい」と即座に言える会長カッコいいよね。
石上会計は順調に毒舌陰キャの地位を確立しているｗ
「はぁー？なんすかそのクソ女」「クソオブザクソじゃないですか」「うるせぇバーーーーカ！！」
このキャラ好きだｗｗ
石上会計は会長のこと純粋に先輩として尊敬して好きな感じが良い。
夏休みも「会長とゆっくり遊べるのは今年だけかもしれませんから・・・」と素直に言う。
会長も「行こうぜ石上・・・。たこ焼き位なら奢ってやる」と先輩風。
この二人の関係性めっちゃ良い。
藤原書記が「その日スペインでトマト祭りだから皆と祭りに行けない。私だけのけ者にして皆で夏祭りとかそんな酷い事するんですか・・・？」と泣き顔になっているところに、「え　普通に行きますけど」と言ってしまうのは笑えるｗ

初登場会長の妹・圭ちゃん。
あの容姿端麗な感じで、会長に「過干渉キモっ」とか「うっさいしね！」というラフな感じなのが良い。
兄妹そろってかぐや推しｗｗｗ

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4巻です。だいぶラブコメ要素が強くなってきており、反面、残念ながらギャグの切れ味は弱まっています。かぐや様の暴言具合も明らかに弱い。何かオトナの事情があるのかもしれません。
イカサマする書記ちゃんが可愛かったのと、会長妹の圭ちゃんがまたルックス抜群で会長と趣味同じなところが良かったです。かぐやが家族愛に飢えているという設定が入りましたが、これも良い伏線ですね。

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恋愛頭脳戦と言う看板は、そろそろ外すべきではないだろうか？というツッコミに納得してしまう内容ｗ
書記がどんどん濃いキャラになってきましたし、かぐや様もいろいろかわいいです。
あと仲直り編の構成が、マンガ的に見事でした！

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　今巻の表紙もちょこっとしか出ていない会長妹であるが、可愛いので正解。
　安定して面白い。
　コメディミステリとしてちゃんと「天才」たちが「頭脳戦」しているのがいい。
　石持浅海の小説のように、相手の心理を読み切りその上を行く応酬スタイルが最高。
　一話完結のスタイルながら、ひとつの話を次につなげる形式をとり始めた。
　こういう微妙な変化で、飽きさせない工夫を仕込む手腕も見事。

　今巻で１学期が終了して特典にＱ＆Ａが載っていて、細かな設定の紹介もあり、面白い。
　カバー下は桃太郎。