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- カテゴリ：中学生
- 発売日：2021/06/01
- 出版社： 岩波書店
- サイズ：１９ｃｍ／１２０ｐ
- 利用対象：中学生
- ISBN：978-4-00-027237-7
紙の本
サンゴは語る （岩波ジュニアスタートブックス）
著者 大久保 奈弥 （著）
絶滅の危機に直面するサンゴ。妊娠、出産、子どもの成長、日々の暮らしなど、サンゴの神秘的で興味深い世界をサンゴ自身が解説。海の環境や生物多様性の保全、ＳＤＧｓも取り上げる。...
サンゴは語る （岩波ジュニアスタートブックス）
サンゴは語る
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商品説明
絶滅の危機に直面するサンゴ。妊娠、出産、子どもの成長、日々の暮らしなど、サンゴの神秘的で興味深い世界をサンゴ自身が解説。海の環境や生物多様性の保全、ＳＤＧｓも取り上げる。産卵動画等を視聴できるＱＲコード付き。【「TRC MARC」の商品解説】
カラフルな映像やアニメで多くの人を魅了するサンゴ。妊娠・出産、子どもの成長など、その神秘的な世界をサンゴ自身が紹介します。また絶滅の危機を乗り越えるために人間が今できることは何でしょうか。サンゴの言葉に耳を傾けてみませんか。【商品解説】
目次
- はじめに
- １ 私はサンゴ
- ２ 私の親戚
- ３ 私に棲む生き物たち
- ４ 私が生まれるとき
- ５ 私が大人になるまで
- ６ 私の妊娠
- ７ 私の大切なパートナー
- ８ 豊かさを生み出す私
- ９ 壊されていく私
著者紹介
大久保 奈弥
- 略歴
- 〈大久保奈弥〉東京工業大学大学院生命理工学研究科で博士（理学）を取得。東京経済大学全学共通教育センター准教授。サンゴを中心とした海洋生物学の基礎的な研究と、沿岸環境の保全活動を行う。
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紙の本
サンゴの一人称でのお話がたのしい。
2022/08/25 08:49
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投稿者：銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙カバーの画が可愛い。サンゴが「やっほー うまれたよー」というのは何となくわかるけど、「おしり、ぐりぐり。」が気になって読みました。「こんにちは。私はサンゴ。」と第一章が始まり、サンゴの生態や増え方などをサンゴの一人称で教えてくれる本です。
若い研究者が書いた本らしい、興味を追いかける楽しさが感じられる本でした。基礎的な知識をまとめた箇所は少しぎこちない感じもしましたが。。。せっかくサンゴの一人称で進めてあるのですから、進化の系統を示した図にこの一人称のサンゴを「私はココ」と入れてあったらもっとよかったかも、と思いました。
実は本書には文中に図はあっても写真は「（写真12）」などとあるだけで載っていません。どこどこ？と探しましたが、やっと最後のところに「命の躍動感あふれる、サンゴの世界へ」というページがあり、写真や動画が載っているインターネットのコードが書いてありました。これ、前の方に一言注意書きが欲しかったかも。
で、「おしり、ぐりぐり。」ですが多分浮かんでいた幼生が着床する時のことでしょうか。表紙のイラストに取り入れるなら説明とか写真とかがもう少し欲しかったです。
「はじめに」を著者でなく編集者が書いている、というのも一寸変則的？お話はとても面白くて勉強にもなりましたが、まとめ方にちょっと読みづらさ。
なので少し減点。
