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紙の本
ルポ大阪の教育改革とは何だったのか (岩波ブックレット)
著者 永尾 俊彦 (著)
「低迷する大阪を教育で立て直す」。知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革は現場をどう変えたのか。コロナ下で市長に「学び合う学校」への転換を提言した校長をはじ...
ルポ大阪の教育改革とは何だったのか (岩波ブックレット)
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商品説明
「低迷する大阪を教育で立て直す」。知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革は現場をどう変えたのか。コロナ下で市長に「学び合う学校」への転換を提言した校長をはじめ、教師、保護者たちの声から検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
低迷する大阪を教育で立て直す――。二〇〇八年、知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革ーー頻回のテスト、学校統廃合、特色ある学校づくりなどーーは現場をどう変えたのか。コロナ下で市長に「学び合う学校」への転換を提言した校長をはじめ、教師、保護者たちの声からこの一五年を検証する。【商品解説】
目次
- 第一章 ある校長の「良心宣言
- 「胸をかきむしられる思い」/「校長先生は何の間違いをしたか?」/「強制からは何も生まれてこない」/久保さんを変えた子どもたち/「自分への怒り」
- 第二章 「被害者は生徒ですよ」
- 「教育非常事態」/「先生だけを引っぱたいても仕方ありません」/「日の丸・君が代」を切り札に「一点突破の全面展開」/「大方針は僕が決定していきます」/「リバティおおさかが休館したのは痛いです」/「自主的」に競争教育を進めさせられる教員/「競争がうまくいく分野もあれば、いかん分野も山ほどある」
- 第三章 「行政が差別をシステム化してるんです」
- 公教育への不信を増幅する「チャレンジテスト」/危機に瀕する大阪の人権教育/「排除する教育は倫理観を持たない子どもたちを育てていきます」/子どもたちが育みあう「魔法のような時間」は評価に値しないのか/「特色ある学校より、特色ある子が一緒の方が面白くなる」/貧しくされた大阪の教育
- 終章 「世界一平凡な学校」を
著者紹介
永尾 俊彦
- 略歴
- 〈永尾俊彦〉1957年東京都生まれ。ルポライター。「干潟の民主主義」で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、「ルポ諫早の叫び」で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞を受賞。
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テスト論と教師のありかたについて考えさせられました。
2022/05/26 12:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書の最も訴えたいことは、学力調査の点数を競わせる昨今の大阪での教育のありかたについて疑問を呈している点です。
そして、当書でメインで登場している現役教師の方の教員歴について著されています。教師としての波瀾万丈な経験が生々しい文章で書かれていて、非常に考えさせられました。
「テストの点を学校で競うべき」とお考えの方々に、反論の書物として当書を読んでいただければ、色々学べると思います。