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史的システムとしての資本主義 (岩波文庫)
壮大な〈世界システム論〉を唱えたウォーラーステインが、資本主義をひとつの歴史的な社会システムとみなし、その成立・機能・問題点を鋭く描き出す。現代世界を批判的に検討し、未来...
史的システムとしての資本主義 (岩波文庫)
史的システムとしての資本主義
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商品説明
壮大な〈世界システム論〉を唱えたウォーラーステインが、資本主義をひとつの歴史的な社会システムとみなし、その成立・機能・問題点を鋭く描き出す。現代世界を批判的に検討し、未来を展望するうえで示唆に富む一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
壮大な〈世界システム論〉を唱えたウォーラーステイン(1930-2019)。資本主義をひとつの歴史的な社会システムとみなし、「中核/周辺」「ヘゲモニー」「帝国」「反システム運動」などの概念を用いて、その成立・機能・問題点を鋭く描き出す。現代世界を批判的に検討し、未来を展望するうえで示唆に富む一冊。【商品解説】
目次
- 凡例
- 日本の読者へ
- はじめに
- 史的システムとしての資本主義
- Ⅰ 万物の商品化──資本の生産
- Ⅱ 資本蓄積の政治学──利益獲得競争
- Ⅲ 真理はアヘンである──合理主義と合理化
- Ⅳ 結論──進歩と移行について
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紙の本
資本主義を「主義=イデオロギー」ではなく「システム」とみなす視点
2023/09/22 17:18
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界システム論で歴史学、社会学など多大な影響を与えたウォーラーステイン。彼の思想のとっかかりとなる名著が手頃な価格で岩波文庫から出た。資本主義をひとつの歴史的な社会システムとみなし、「中核/周辺」「ヘゲモニー」「反システム運動」などの概念を用いて、その成立・機能・問題点を描き出す。未来を展望するうえで示唆に富む一冊。柄谷行人の交換様式にも大きな影響を与えたウォーラーステインの世界システム論は、まさに今こそ読み返さなければならないタイムリーな著作。主著『近代世界システム』とあわせて。
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世界に対する見方が変わる
2022/09/10 22:15
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の資本主義の解釈がおもしろかったです。
世の中を、連綿と紡がれてきた繋がりのある仕組みとして捉えると歴史に対する見方も変わります。
改めて読み直したい一冊です。
紙の本
原著は20年以上前に書かれているのに古びてない
2023/10/16 08:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
この日本語版の文庫は2022年に発刊されているけど、原著は20年以上も前に書かれたもの。でも、読んでいて全然古びた感じがしない。翻訳もよみやすかった。コロナ禍もロシアのウクライナ侵攻もまだ起きていない頃だったけど、それにつながるような記述もありました。資本家にとっては、半プロレタリアート化されている世帯のほうが、労働対価の費用が抑えられる、なんていうのは、ちょっと前の日本の主婦などの非正規パートの仕事の仕方や雇われ方にも通じると思いました。