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紙の本
芭蕉のあそび (岩波新書 新赤版)
著者 深沢 眞二 (著)
俳諧は〈笑いの文学〉である。芭蕉はいつも、言葉を自在にあやつって、仲間や読者たちを〈笑い〉でもてなそうとしていた。「しゃれ」「もじり」「なぞ」などの技法を分析して、〈あそ...
芭蕉のあそび (岩波新書 新赤版)
芭蕉のあそび
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商品説明
俳諧は〈笑いの文学〉である。芭蕉はいつも、言葉を自在にあやつって、仲間や読者たちを〈笑い〉でもてなそうとしていた。「しゃれ」「もじり」「なぞ」などの技法を分析して、〈あそび〉の視点から芭蕉俳諧の魅力に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
俳諧の本分は、たわむれ、滑稽にある。蕉風の確立のもとで、俳聖と称された芭蕉もまた、言葉の力によって、人びとに笑いをもたらすことに苦闘した俳諧師であった。青年期から晩年に至る様々な発句を読み解きながら、「しゃれ」「もじり」「なりきり」などの技法に込められた、芭蕉俳諧の〈あそび〉の精神とその魅力に迫る。【商品解説】
「しゃれ」「もじり」「なりきり」などの技法に込められた、芭蕉俳諧の〈あそび〉の精神と魅力に迫る。【本の内容】
目次
- 序章 いまこそ「芭蕉へ帰れ」――見失われた俳諧性
- 第一章 「しゃれ」――掛詞・付合語のあそび
- 1 掛詞から「しゃれ」へ
- 2 「水とりや氷の僧の沓の音」――二重の文脈
- 3 「しばの戸にちやをこの葉かくあらし哉」――たった一字の効果的掛詞
- 4 「若葉して御めの雫ぬぐはばや」――「抜け」の技法
- 第二章 パロディ――古典の世界にあそぶ
- 1 出版メディアと古典の大衆化
著者紹介
深沢 眞二
- 略歴
- 〈深沢眞二〉山梨県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士(同大学)。元和光大学教授。東洋文庫研究員。著書に「風雅と笑い」など。
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松尾芭蕉を「わび」「さび」の人と思い込んでいた
2023/06/01 13:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
松尾芭蕉を「わび」「さび」の人と思い込んでいた私には衝撃的な本だった、「芭蕉は俳諧師であり、彼の発句は笑いを目指して言葉で遊んでいる。現代の芭蕉の読まれ方はまじめに過ぎる」と著者はいう、面白い着眼点