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紙の本
宝塚 変容を続ける「日本モダニズム」 (岩波現代文庫 学術)
著者 川崎賢子 (著)
百年の歴史を誇る宝塚歌劇団は、性差を越え、性愛の枠組みを揺るがすスペクタクルの毒と、日常の中には得られない希望や愛や信頼の物語とのセットとして独自の進化を遂げた。その魅力...
宝塚 変容を続ける「日本モダニズム」 (岩波現代文庫 学術)
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商品説明
百年の歴史を誇る宝塚歌劇団は、性差を越え、性愛の枠組みを揺るがすスペクタクルの毒と、日常の中には得られない希望や愛や信頼の物語とのセットとして独自の進化を遂げた。その魅力を掘り下げ、宝塚の新世紀を展望する。〔講談社 1999年刊を大幅に増補・改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
産業社会・消費社会の感性を表象するスペクタクルと、そこから剥離するノスタルジアの物語——。モダニズムの時代に誕生し、百年の歴史を誇る宝塚歌劇団は、性差を越え、性愛の枠組みを揺るがすスペクタクルの毒と、日常のなかには求めても得られない希望や愛や信頼の物語とのセットとして、独自の進化を遂げた。その魅力を掘り下げ、宝塚の新世紀を展望する。【商品解説】
目次
- 岩波現代文庫版まえがき――百周年後の宝塚への関心
- プロローグ 〈宝塚〉で読む近代
- 第一章 宝塚歌劇誕生――博覧会の時代
- 1 良家の子女が舞台に立った日
- 2 児童博覧会から宝塚歌劇へ――博覧会のまなざしと少年少女
- 第二章 「清く、正しく、美しく」の成立
- 1 〈欲望〉のネットワーク――鉄道から電力事業まで
著者紹介
川崎賢子
- 略歴
- 川崎賢子(Kenko Kawasaki)
1956年生まれ。東京女子大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。文芸評論家、立教大学特任教授。『少女日和』(青弓社、1990年)、『蘭の季節』(深夜叢書社、1993年)、『彼等の昭和――長谷川海太郎・潾二郎・濬・四郎』(サントリー学芸賞受賞、白水社、1994年)、『読む女書く女――女系読書案内』(白水社、2003年)、『宝塚というユートピア』(岩波新書、2005年)、『久生十蘭短篇選』(編集、岩波文庫、2009年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『もう一人の彼女――李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ』(同、2019年)、『占領期雑誌資料大系文学編』(共編著、同、2009–10年)など著書多数。
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