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- カテゴリ：小学生
- 発売日：2019/12/20
- 出版社： 偕成社
- サイズ：２１ｃｍ／１４３ｐ
- 利用対象：小学生
- ISBN：978-4-03-634750-6
紙の本
ウンコロジー入門
世界はウンコとごちそうでできている−。ノグソ歴４６年の糞土師・伊沢正名が、ウンコをするすべての人におくる、あたらしい自然論。ウンコとノグソをとおして、人間もふくめた自然の...
ウンコロジー入門
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商品説明
世界はウンコとごちそうでできている−。ノグソ歴４６年の糞土師・伊沢正名が、ウンコをするすべての人におくる、あたらしい自然論。ウンコとノグソをとおして、人間もふくめた自然の中での命の循環を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
弱肉強食の食物連鎖のうらには、「下りの食物連鎖」ともいうべき「腐食連鎖」が存在し、途切れることのない自然の循環を支えています。その中で大きな役割を担っているのが、ウンコ。だれかのウンコは、かならずだれかの命に役立っているのです。そんなウンコがつくりだす生態系（エコロジー）を「ウンコロジー」と名づけ、その自然の中での役割と大切さに目を向けます。
著者の伊沢正名さんは、なんとノグソ歴46年！ 後半では、実際のノグソを掘り返して調査した記録を見ながら、野に放たれたウンコにどんな生きものたちが集まり、そしてどのように自然に還っていくかをわかりやすく紹介。また、日本におけるウンコ処理の歴史についてもおさらいしながら、ウンコを通してわたしたちの未来について考えます。
くさい、きたない、けがらわしい。嫌われもののウンコが支える自然を見つめ、研究と実践を続ける著者による、あたらしい自然論！【商品解説】
目次
- まえがき ウンコに向きあい世界が変わった
- １章 世界はウンコとごちそうでできている
- 食べてつながる生きものたち（食物連鎖）
- 植物による光合成のしくみ
- 腐ってつながる生きものたち（下りの食物連鎖）
- 生きものは、エネルギーで生きている
- 呼吸は第二の食事
- それぞれの「ごちそう」と「ウンコ」
- からみあう命のつながり（食物網）
- コラム■キノコの一生（ライフサイクル）
著者紹介
伊沢正名
- 略歴
- 〈伊沢正名〉１９５０年茨城県生まれ。キノコ写真家。糞土師。伊沢流インド式ノグソ法を確立。著書に「くう・ねる・のぐそ」「葉っぱのぐそをはじめよう」など。
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斬新な本
2020/11/23 23:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：あんころしゅーくりーむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、ウンコを野山でするだけにとどまらず、何年にも渡ってそのウンコがどのように分解されていくのかを経過観察してきたその報告です。しかし、ここから、当たり前だと思っていた現代の生活が、莫大なエネルギーを費やして成り立っていることに気がつく。SDG'Sの正しい方向性にも指し示してくれている。写真も豊富で分かりやすかった。
