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商品説明
この世とあの世の狭間で迷える魂を救う仕事をしている、元タクシー運転手の速人と少女・彩葉。速人は「この世」に残してきた妻と娘のことがいつも気にかかっていて…。『小説屋sari‐sari』連載を単行本化。〔2条目は「黄泉坂の娘たち」が該当〕【「TRC MARC」の商品解説】
この世とあの世の狭間で迷える魂を救う仕事をしている、
元タクシー運転手の速人と少女・彩葉(いろは)。
死者の心残りを解決していく日々だが、
速人は「この世」に残してきた妻と娘のことがいつも気にかかっていた。
===
この世とあの世の狭間にある入日村。
クラシックカー・デューセンバーグとして、死者の魂を送る「黄泉坂」を行き来する元タクシー運転手の速人と、150年生きて(?)いる少女・彩葉。
妖たちとともに、死者の未練を彼らなりに紐解いていく日々だ。
新型エンジンを開発していた自動車メーカーの研究者、あるお客を待っていた石巻の小料理店の板前、詐欺ビジネスを行っていた若者。
死者にはそれぞれ物語がある。
そして、速人には妻と娘がいた。娘の雪音は、父の帰りを待っていた……。
大切なことを話せないまま姿を消した人が、そこにいる。
今日もまた、誰かの魂が坂の下で足を止めるだろう。
その心残りに寄り添い、坂を上る手助けをする、速人たち「黄泉坂案内人」。
『僕僕先生』の著者が贈る感動ファンタジー!
【商品解説】
目次
- 序
- 第一話 エンジン・ゼンカイ
- 第二話 予約席
- 第三話 ドリーム・ランド
- 第四話 父の帰還
- 第五話 俺とあいつのウィニングショット
- 第六話 黄泉坂案内猫
- 最終話 伝わる想い
収録作品一覧
エンジン・ゼンカイ | 11−45 | |
---|---|---|
予約席 | 47−83 | |
ドリーム・ランド | 85−113 |
著者紹介
仁木英之
- 略歴
- 〈仁木英之〉1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学。2006年に「僕僕先生」で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。
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電子書籍
料理を食べて坂を上りたい。
2017/08/21 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「エンジン・ゼンカイ」は広島が舞台なんですけど、今どきこんなレトロな広島弁しゃべる人おらんわぁ・・・ってちょっと楽しかった。
死んでも心残りがあって坂の下に溜った所に居酒屋『綱』が出来ました。これが美味しそう。
死んで坂下に留まったら行ってみたいです。ここの料理を食べて坂を上ろう。
紙の本
じんわり死後の世界
2017/08/21 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一弾読んで随分経って、第二弾読み飛ばしてコレ読んでしまった・・・でも、分かります。大丈夫。第二弾はまた今度読もう。
7つのお話し入ってます。どれもジンワリしますね。
仕事人間、親友に言えなかった人、震災で突然死んでしまった人、会社の犠牲になった人などなど。
迷っても案内してもらえるなら安心かな。