紙の本
スルッと読める短編集
2022/11/11 19:59
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も難解な事件だったりエキサイティングな駆け引きだったり、ほっこりする話だったりが詰まった短編集。
内容とは関係ないのですが、いつもより読むのに時間が掛からなかったので不思議に思ったのですが、ページ数を見てみると普段よりちょっと少ない感じです。
それなのにあの内容の充実度はすごい。
紙の本
今回も最高でした!(そろそろ朱雀も、、)
2022/11/10 12:59
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
バチカン奇跡調査官:相変わらず面白かったです!
今回結構待っただけに本編じゃなくって
短編集だったのが残念でしたが、
まぁ、面白かったし次回本編楽しみだから良しとして
そろそろ朱雀十五の続きも角川ホラー文庫さんから出していただきたい..涙
単行本のは読みましたが、
やっぱり文庫とはちょっと違うんですよねぇ
文庫版の方が装丁も美しいし読みやすいし好きっ
大年神・・で止まってるし、
バチカンシリーズこんなに人気だから
きっと朱雀シリーズも続き出たら
皆さん読むんじゃないでしょうか?
どうかよろしくお願いします!
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バチカン奇跡調査官の短編集。ロベルトの視点ではない短編も。
誰かの手のひらの上で踊らされているのが、読み進めていくうちにだんだんわかってくる。この作者さん、文章上手い。伏線の回収法といい、キャラの立ち方といい、脱帽。
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目次
生霊殺人事件
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
エレイン·シーモアの秘密の花園
1
2
3
4
5
6
7
8
9
迷い猫 書き下ろし
1
2
3
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人名の繰り返しって読み手にとっては文字を追いづらいし、略称でいいと思うんだよね。
文字稼ぎに見えて好きじゃない。
ローレンって人気キャラだけど、脱獄して裏社会で暗躍してるだけで、あまり陶酔出来る人ではないよな。
何がしたいのかいまいちはっきりしないし、この話の中でも出したかっただけのように感じるし、アメデオにもっと頑張ってもらいたかった。
事件も解決してないしなぁ…。
ジュリアも然り、まぁジュリアの方が表舞台で動いてるようだけど、結局は何を目的としてんのかな?
エレインの思惑も意外と稚拙でいわゆる"女の武器"的なやり方も、このシリーズには必要だとは思ってなくて、自分の欲や野望を満たす為の駆け引きなんだろうけどさ。
このシリーズに必要なのは、平賀達をサポートする女性陣じゃなかろうか?
そうなれば、もっと拡がる感じがするけど。
いつも言うけど、ローレンとジュリアは短編集に出すんじゃなくて、本編に絡ませてくれ!
平賀達からいつも離れている状態だとどうしたいのか、"聖徒の座"を潰したいのか、世を手中に納めたいのか、今一つなんだよ。
短編(カクヨム)ばかり作らないで、本編進めて下さい。
ここ数年、惰性で買いつつあるよ?
表紙がTHORES様じゃなきゃ、だいぶ前に見切りつけてる。
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今回は短編でしたけど、それぞれの日常というか、
それぞれのストーリーが堪能できましてとても満足でした
私も同感です、「セレブになりたいわけではなく、セレブを知りたい」
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・生霊殺人事件
収監中の犯罪者が生き霊を飛ばして犯罪を犯したとされる事件。主人公はまさかのローレンの手足のように働いてる大佐。
子供達のヒントもローレンが与えたおもちゃでは?と疑ってしまった。
オチ自体は囚人の心理カウンセラーがマインドコントロールをし、罪をなすりつけていた、というもの。どことなく『羊たちの沈黙』を思わせる一話だった。
・エレイン・シーモアの秘密の花園
ジュリア司祭をスパイしようとするが簡単に手のひらで転がされ、二重スパイにされてしまう話
どっかの話と繋がっているのかな?
・迷い猫
平賀の誕生日を祝うはずがある家族の猫ちゃん探しに。見つけた猫ちゃんと一緒に財宝が見つかるところはなんとなく読めてしまった。
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新刊。表紙が綺麗。
既に刑務所に入っている犯人の新たな犯罪を大佐(ローレン)がズバリ解決するお話と、アメリカ人の有能秘書さんジュリア神父の身辺を探る、と平賀とロベルトのネコ探しの3編。
そろそろローレンと大佐とメンヘラ彼女はシリーズを別にしても良いのでは?と思う感じ。個人的に誠実な大佐と何のかんの手助けに来るローレンの関係性は好き。
美人女秘書さん、大丈夫かな~と思ってたら、彼女も結構色々な意味でやばい人だった(笑)ある意味結果オーライなのかも。
ネコ探しが一番面白かった。神父さん、良い人たちすぎるな~ そしてネコが前の持ち主に代わって美術品に囲まれた時間を過ごしていたってのも面白い(笑)建物を家具や調度品ごと売買したりする、というのがあまり日本では聞かないので、海外ならでは感だな~と思いながら読みました。
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シリーズ最新刊で短編集第6弾。
思えばアニメで作品を知り、シリーズを読み始めて作者にハマり他の著書も面白く読ませてもらってます。
平賀とロベルトの話は書き下ろしの短いもので猫を探す日常的な話でした。いつもいつも血生臭い日常ではないことに安心します。
大佐とフィオナが挑む1話目はさすがローレンという感じで、大佐がローレンに話を持ち込んでからは一気に進んでいきます。ローレンが大佐を選んだ理由などもあり、過去作の事件も再読したくなりました。
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このシリーズの短編集は、色々なキャラクターに焦点が当たって、それぞれの内面が描かれるのが楽しいですね。
「生霊殺人事件」
アメデオさんが意地を張りつつ頑張るお話。私自身も読みながら「共犯だろ」「看守が犯人だろ」という安直な発想に繋がったので、アメデオさんとはいいお友達になれそうです(笑) ローレンさんの真意はともかく、役に立っていると言われて喜ぶアメデオさん、可愛いなぁ。
「エレイン・シーモアの秘密の花園」
マギーさんやエリザベートさんのプロフェッショナルな調査手腕に慣れてしまうと、素人くさいエレインさんのやり口が逆に新鮮に感じられる……(笑)
「迷い猫」
猫探しでも全力投球のいつもの平賀と、平賀の誕生日を祝おうと全力投球のロベルトにほっこり(笑) 最後は都合が良すぎるほどの「めでたしめでたし」ですが、こういうご都合主義は嫌いじゃありません。
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久しぶりの新刊で短編集となっている。
しかも好きなキャラクターローレンが登場していた。
今回も大佐がローレンに力を借りて謎を解くのだが、
大佐の苦悩とローレンの意図が交わった時に少しローレンの人間味を感じた気がした。
なあ・・。俺って何なんだろうな・・・
どういう意味だね?
だって、俺なんかいなくても、フィオナとアンタだけで、どんな事件も解決できてしまうだろう。
何で、俺なんか咬ませてるんだよ。
それが分からないのか?
・・・私が君を選んだのは君が善人だからだ。161〜162引用
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中〜短編集。犯人の名前が、さぁこれから種明かし、と言う段になって出てくるのはどう読んだらいいのかよくわからなかった。あとは、ジュリアに変態が近づく話と、平賀とロベルトの猫探し。ロベルトと平賀が出てくると安心するし、話も可愛らしくてホッコリ。
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今回は短編集。
アメデオとローレン
ジュリアとエレイン
平賀とロベルト
の組み合わせでどれも面白かった。
ジュリア、エレインの話がボリュームあったので、
平賀たちの猫探しがほっこりした。
本編ではなかなかローレンが出てこないので、こういう短編で出てくれると嬉しい。
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今回は物語そのものより、ローレンの「善人であることは、あらゆることを凌駕する長所なのだよ」という一言に完全心を射抜かれました。
あとは猫のお話に、ネコとロベルトと平賀のそれこそ善人さにすごく癒された。
2023.5.19
84
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短編集では6冊目で、奇跡調査とは関係のないサイドストーリー3編収録。
刑務所に収監されている殺人犯が生霊となって新たな殺人を犯したと自白、刑務所から出たはずはないのに事件の詳細を語ったという怪事件を、アメデオ大佐が自力で解決しようとする「生霊殺人事件」は謎がなかなか面白かった。
平賀とロベルトは子供に力を貸して猫を探す話「迷い猫」のみ登場だが、日常の謎はいつもと違ってほっこりした感じがいい。
短編集は普段は脇役のキャラ中心に描かれるので面白いが、また本編の続きも読みたくなった。