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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/24
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:20cm/331p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-112001-9
読割 50
紙の本
吾妻おもかげ
著者 梶 よう子 (著)
絵師を志すも挫折を味わい、吉原と芝居小屋に入り浸る菱川吉兵衛。だが、つらい憂き世をあえて楽しもうとする遊女たちの心意気に励まされ…。最初の浮世絵師・菱川師宣の波瀾万丈の生...
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商品説明
絵師を志すも挫折を味わい、吉原と芝居小屋に入り浸る菱川吉兵衛。だが、つらい憂き世をあえて楽しもうとする遊女たちの心意気に励まされ…。最初の浮世絵師・菱川師宣の波瀾万丈の生涯を描く。『小説野性時代』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
絵師を目指し、安房から江戸に出て十年。菱川吉兵衛は、吉原と芝居小屋という「二大悪所」に入り浸る自堕落な日々を過ごしていた。
狩野探幽への弟子入りを門前払いされたものの、その面目なさから郷里の縫箔屋の跡を継ぐ決心もできずにいたのだ。
そんな中、ひょんなことから吉原の女たちの小袖に刺繍を施すことに。福良雀と笹の葉、波千鳥、吉祥文様の宝珠、玩具の手毬や扇子に草花。
さまざまな美しい意匠を縫い付けながら、吉兵衛は、未来の見えない辛い日々の中でも懸命に明るく生きようとする彼女たちの心の温もりに励まされ、再び筆を執ることを決意する。
だが、ある日突然巻き起こった大火に吉原と江戸の街が飲み込まれ……。江戸の人々の暮らしを見つめ続けた菱川師宣こと吉兵衛が本当に描きたかったものとは?
浮世絵の祖の生涯を描く、人情と愛に満ちた波瀾万丈の浮世絵師小説。【商品解説】
著者紹介
梶 よう子
- 略歴
- 〈梶よう子〉東京都生まれ。「一朝の夢」で松本清張賞、「ヨイ豊」で歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。ほかの著書に「赤い風」など。
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絵師になるまで
2023/12/20 10:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
菱川師宣は、見返り美人で有名ですが、こんな過去があったのですね!吉原の女たちの小袖に刺繍がすごい。福良雀と笹の葉、波千鳥、など美しい意匠を縫い付けながら、吉兵衛から、菱川師宣へ!