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紙の本
経済学 上巻 (角川ソフィア文庫)
著者 宇野弘蔵 (著),大島清 (著),玉野井芳郎 (著),大内力 (著)
日本の代表的マルクス経済学者であり、原理論・段階論・現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築した宇野弘蔵。宇野学派の研究者と共に、原理論・段階論・現状分析のすべてについ...
経済学 上巻 (角川ソフィア文庫)
経済学 上巻
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- 税込価格:2,112円(19pt)
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商品説明
日本の代表的マルクス経済学者であり、原理論・段階論・現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築した宇野弘蔵。宇野学派の研究者と共に、原理論・段階論・現状分析のすべてについて体系的に編集した経済学の入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
「宇野は、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別した。マルクス主義経済学は、資本主義から社会主義への転換は必然であるとする、唯物史観というイデオロギーによって革命に資する経済学を構築する試みだ。これに対してマルクス経済学は、アダム・スミス、デービッド・リカードら、古典派経済学を批判的に継承したカール・マルクスが、『資本論』で展開した理論を基礎にして資本主義の内在的論理をとらえる体系知(Wissenschaft、科学)である、というのが宇野の主張だ。」
――佐藤優氏(解説より)
日本の代表的マルクス経済学者宇野弘蔵。
宇野はマルクスの『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーを分離した。
その上で経済学の研究を原理論、段階論、現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築し、その理論は大きな影響を与えた(宇野学派)。
宇野弘蔵が宇野派を代表する研究者と共に、大学の教養課程における経済学の入門書としてまとめたのが本書である。
数多の経済学徒を導いたロングセラーを復刊!
※本書は1956年3月(上巻)、4月(下巻)に角川全書から刊行された作品を復刊し、図表を再作成し、解説を加えたものです。
上巻の底本には、1967年の第18版を使用しました。【商品解説】
目次
- 第一部は宇野弘蔵と大島清、第二部は玉野井芳郎、第三部は大内力が担当し、全体を宇野弘蔵が調整している。
- 【上巻】
- はしがき
- 序論
- 第一部 資本主義の発達と構造
- 第一章 封建社会とその崩壊
- 第二章 資本主義の発生
著者紹介
宇野弘蔵
- 略歴
- 1897年、岡山県に生まれる。1921年、東京帝国大学経済学部卒業。ドイツ留学を経て、東北帝国大学助教授に着任。その後、東京帝国大学教授、法政大学教授などを歴任し、1977年、死去。経済学博士。マルクス主義経済学を専門とし、その独創的な資本論読解により宇野学派と呼ばれる学派を形成した。
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紙の本
我が国の代表的なマルクス経済学者である宇野弘蔵氏による経済学の入門書です!
2020/04/28 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国のマルクス経済学者を代表する宇野弘蔵氏によって著された経済学の入門書です。宇野氏は、カール・マルクスの代表的な著作『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーを分離し、経済学の研究を、(1) 原理論、(2) 段階論、(3) 現状分析、というの3段階に分けて独自の経済学を構築し、宇野学派を形成した人物です。角川ソフィア文庫では、上下2巻シリーズで刊行されており、同巻はその上巻です。同書は、「第1章 封建社会とその崩壊」、「第2章 資本主義の発生」、「第3章 資本主義社会の確立」、「第4章 後期資本主義への転化」、第5章 17世紀の経済学」、「第6章 18世紀の経済学」、「第7章 古典経済学の確立とその解体」という内容で論が進んでいきます。
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マルクス経済学は死なず
2021/11/29 02:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が大学教養課程向けに物した
マルクス経済学の入門書です。
解説において佐藤優氏が述べるところによると、
著者が、原理論、段階論、現状分析の全てを
体系的に編集しているのは、本書のみとのこと。
学生時代を思い出して手にとってみては
いかがでしょうか。