「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
方言漢字 (角川ソフィア文庫)
著者 笹原宏之 (著)
言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域音訓」が存在する−。漢字学・日本語学両方の視点で、中国生まれの漢字が日本の風土とどのようにつながってきたかを、多く...
方言漢字 (角川ソフィア文庫)
方言漢字
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域音訓」が存在する−。漢字学・日本語学両方の視点で、中国生まれの漢字が日本の風土とどのようにつながってきたかを、多くの実例を挙げながら紹介する。〔角川学芸出版 2013年刊の加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
漢字は日本全国共通と思ったら大間違い! 話し言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域音訓」が存在する。各地の陸や海でとれる多様な産物、祭祀や地元の言葉でさえも訓読みに変えてきた日本人。個性豊かな漢字には、先人からのメッセージが込められている。中国生まれの漢字は、起伏に富んだ日本列島の地形や風土をどのように表現してきたのか、豊富な事例から解説。著者が撮影した看板などの写真も多数掲載。【商品解説】
目次
- 第一章 漢字と風土──漢字の使用地域とそこに暮らす人々
- 第二章 北海道・東北の漢字から
- 第三章 関東の漢字から
- 第四章 中部の漢字から
- 第五章 近畿の漢字から
- 第六章 中国・四国の漢字から
- 第七章 九州・沖縄の漢字から
- 第八章 方言漢字のこれから
著者紹介
笹原宏之
- 略歴
- 1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部で中国文学を専攻、同大学院では日本文学を専攻。博士(文学)。早稲田大学社会科学総合学術院教授。経済産業省の「JIS漢字」、法務省法制審議会の「人名用漢字」、文部科学省文化審議会の「常用漢字」の改正・改定にも携わる。著書に『訓読みのはなし 漢字文化と日本語』(角川ソフィア文庫)、『日本の漢字』(岩波新書)、『国字の位相と展開』(三省堂、金田一京助博士記念賞、立命館白川静記念東洋文字文化賞)、編著に『当て字・当て読み 漢字表現辞典』(三省堂)など多数。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「漢字は日本全国共通ではない!」という興味深い一冊です!
2021/01/10 14:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『訓読みのはなし 漢字文化と日本語』、『日本の漢字』、『国字の位相と展開』などの著作で知られる笹原宏之氏による一冊です。同書の中で筆者は、「漢字は日本全国共通と思ったら大間違い」と豪語しておられます。話し言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域音訓」が存在するというのです。各地の陸や海でとれる多様な産物、祭祀や地元の言葉でさえも訓読みに変えてきた日本人ですが、個性豊かな漢字には、先人からのメッセージが込められていると言います。中国生まれの漢字は、起伏に富んだ日本列島の地形や風土をどのように表現してきたのでしょうか?豊富な事例から詳細に一つ一つを解説してくれます。ぜひ、一度読んでみてください。漢字の新たな面が見てきます!