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紙の本
死ぬ力 (講談社現代新書)
著者 鷲田 小彌太 (著)
長生きは簡単。むしろ、死ぬことこそ難しい。そんな長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。いい死に方を真剣に考える。【「TRC MARC」の...
死ぬ力 (講談社現代新書)
死ぬ力
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商品説明
長生きは簡単。むしろ、死ぬことこそ難しい。そんな長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。いい死に方を真剣に考える。【「TRC MARC」の商品解説】
「余生」などいらない!長生きが簡単な時代だから、いい死に方を真剣に考える長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。何を考えながら、余生を過ごせばよいのか。著者は、自然に生きること、仕事は年老いてもずっと続けること、書く人間になること、つねに締め切りを設定して生きてゆくこと、がんばらないこと……など様々な提言をしてゆく。
「余生」などいらない!
長生きが簡単な時代だから、いい死に方を真剣に考える
長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。何を考えながら、余生を過ごせばよいのか。
著者は、何が長寿社会を生み出したか、長寿社会は果たして幸福かを分析したうえで、自然に生きること、仕事は年老いてもずっと続けること、書く人間になること、つねに締め切りを設定して生きてゆくこと、がんばらないこと……など様々な提言をしてゆく。
だらだら長生きしているだけでは、年老いるごとに生きる力が失われ、自分で自由に死ぬ力も失ってしまう。
気づけば「老害」のように社会からお荷物扱いされる。では、死ぬ力=生きる力、つまり人間力を保ちながら年老いるにはどうするべきか。
自身の「人間学」の総まとめにすると決めた70代の著者が、読みやすく、そして滋味深く、より幸福な定年後の生き方を指南する。
<目次>
第1部 長生きは簡単だ
人間は長寿に生まれついている/長生きはさいなむ/書斎の死体
第2部 ゼロに向かって
そして誰もいなくなった/ゼロ地点に向かって/象たちの記憶
第3部 長生きは難しい
人世は難業だ/死へのステップ(旅)/第三の死/復讐の女神
<著者紹介>
わしだ・こやた/1942年、北海道札幌市生まれ。66年、大阪大学文学部哲学科卒業。72年、同大学大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程満期退学。三重短期大学教授を経て、83年、札幌大学教授。2012年、同大退職。札幌大学名誉教授。専門は、哲学・思想史。著書は、『大学教授になる方法』『漱石の仕事論』『欲望の哲学』『定年と幸福』『シニアの読書生活』など、200冊を超える。【商品解説】
長生きは簡単。むしろ、死ぬことこそ難しい。そんな長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。【本の内容】
著者紹介
鷲田 小彌太
- 略歴
- 〈鷲田小彌太〉1942年北海道生まれ。大阪大学大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程満期退学。札幌大学名誉教授。哲学史家。著書に「大学教授になる方法」「欲望の哲学」など。
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長寿社会
2022/08/08 12:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの長寿社会に生きる心構えが、わかりやすくてよかったです。死ぬことの難しさを、真剣に考えました。