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紙の本
明夫と良二 (講談社文芸文庫)
著者 庄野潤三 (著)
【毎日出版文化賞(第26回)】【赤い鳥文学賞(第2回)】磊落な浪人生の兄と、気立ての優しい中学生の弟。ふたりのおかしみに満ちたやりとりを見守る姉は、間もなく嫁いでゆく…。...
明夫と良二 (講談社文芸文庫)
明夫と良二
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商品説明
【毎日出版文化賞(第26回)】【赤い鳥文学賞(第2回)】磊落な浪人生の兄と、気立ての優しい中学生の弟。ふたりのおかしみに満ちたやりとりを見守る姉は、間もなく嫁いでゆく…。作家一家の何気ない一瞬に焼き付けられた、はかなく移ろいゆく幸福なひとときを描いた家族小説の傑作。【「TRC MARC」の商品解説】
磊落な浪人生の兄と、気立ての優しい中学生の弟。男の子二人のおかしみに満ちたやりとりを見守る姉は、間もなく嫁いでゆく。自然に囲まれた丘の上の一軒家に暮らす作家一家の何気ない一瞬に焼き付けられた、はかなく移ろいゆく幸福なひととき--。著者没後10年。人生の喜び、そしてあわれを透徹したまなざしでとらえた家族小説の傑作。
磊落な浪人生の兄と、気立ての優しい中学生の弟。
男の子二人のおかしみに満ちたやりとりを見守る姉は、間もなく嫁いでゆく。
自然に囲まれた丘の上の一軒家に暮らす作家一家の何気ない一瞬に焼き付けられた、はかなく移ろいゆく幸福なひととき--。
著者没後10年。人生の喜び、そしてあわれを透徹したまなざしでとらえた家族小説の傑作。【商品解説】
著者紹介
庄野潤三
- 略歴
- 庄野潤三(1921.2.9~2009.9.21) 小説家。大阪生まれ。大阪外国語大学在学中、チャールズ・ラムを愛読。九州帝国大学卒。1946年、島尾敏雄、三島由紀夫らと同人誌を発行。教員、会社員を経て小説家に。55年、「プールサイド小景」で芥川賞受賞。57年から一年間、米国オハイオ州ガンビアのケニオン大学で客員として過す。60年、『静物』で新潮社文学賞、66年、『夕べの雲』で読売文学賞、71年、『絵合せ』で野間文芸賞を受賞。芸術院会員。80年、ロンドン訪問。80歳以降も毎年刊行された一家の年代記的作品は、世代を超えた多数の愛読者をもつ。『庄野潤三全集』(全10巻)ほか著書多数。
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