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紙の本
〈世界史〉の哲学 近代篇1 〈主体〉の誕生
著者 大澤 真幸 (著)
貨幣経済の下に生きる現在のわれわれの価値観をなす概念はもとより、感受性すらも作られた近代。資本主義という宗教の二面性を、近代科学と小説という2つの言説から照らし出す。『群...
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商品説明
貨幣経済の下に生きる現在のわれわれの価値観をなす概念はもとより、感受性すらも作られた近代。資本主義という宗教の二面性を、近代科学と小説という2つの言説から照らし出す。『群像』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
資本主義の生育の土壌としては、イスラーム教圏や中華文明のほうが遥かに有利であったように見える。しかし実際に、無限の資本蓄積を求める「主体」が生まれ出たのは「長い16世紀」を経た西洋キリスト教圏からだった! 見えない時間を先取りし、終わってはならない経済「ゲーム」が終わることへの恐怖によって動くシステムはいかにして生まれたのか? プロテスタンティズムの倫理の特異性をあらためて腑分けし、近代が生み出した新たな「人間」存在の本質を解明する。
【商品解説】
目次
- まえがき
- 第1章 失敗した贋金作り
- 第2章 カトリックの政治革命/プロテスタントの精神革命
- 第3章 貨幣論への迂回
- 第4章 貨幣の抽象化作用
- 第5章 資本主義の猥褻な精神
- 第6章 黙示録的ゲーム
- 第7章 〈金銀/紙幣〉としての貨幣
- 第8章 商品の救済/人間の救済
著者紹介
大澤 真幸
- 略歴
- 〈大澤真幸〉1958年長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING「O」』主宰。「ナショナリズムの由来」で毎日出版文化賞受賞。
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