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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/30
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-386653-8
読割 50
紙の本
やっかいな食卓
著者 御木本 あかり (著)
専業主婦として家庭を支えてきた料理上手の姑。フードスタイリストだが日々の食事は簡素でよしとする嫁。突然の二世帯同居でふたつの食卓がぶつかって…。多彩で魅力的な料理シーンも...
やっかいな食卓
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商品説明
専業主婦として家庭を支えてきた料理上手の姑。フードスタイリストだが日々の食事は簡素でよしとする嫁。突然の二世帯同居でふたつの食卓がぶつかって…。多彩で魅力的な料理シーンも満載の令和時代の家族“食”小説。【「TRC MARC」の商品解説】
69歳大型新人の滋味溢れる家族「食」小説
「義母さん、うちの子に食べ物を与えないでください」
「孫にごはんを食べさせて何が悪いんだい」
3人の子どもを育てながら、外交官の妻として世界各地を渡り歩いてきた高畠凛子。夫に先立たれ、独身の長男と暮らしていたものの、その長男も突然の事故死――。しかし気丈で好奇心旺盛な凛子は得意の料理を楽しみながら忙しい日々を独り楽しんでいた。
一方、凛子の次男・健の妻であるユキは、フードスタイリストとしてのキャリアアップを目指してめまぐるしく働いている。不登校気味の息子は気になりつつも、家事は分担・効率化すべき、家の食事は簡素でよしという信念で、あくまでも仕事優先の毎日。
ある日、健が凛子とユキそれぞれに提案する。「みんなで一緒に住まない?」。
気ままな生活が脅かされるのを危惧する凛子。義母との相性は最悪だと自認しているユキ。苦し紛れにまとめ上げた折衷案は「一緒に住むけれど、食卓は別々」。
一つ屋根の下に暮らし始めた4人に早速、「やっかいな」事件が勃発。二つの食卓は衝突しながら、徐々にその境界線を危うくしていくのだった……。
多彩で魅力的な食のシーンも充実した、珠玉の一皿のような傑作家族小説。
【編集担当からのおすすめ情報】
元外交官の妻として世界各国で暮らし、様々な文化や料理を学んできた著者の経験と知識が詰め込まれた傑作「食」小説。69歳と年齢を重ねてきたからこその深い洞察も、独自のスパイスとなって物語を引き立てている。【商品解説】
著者紹介
御木本 あかり
- 略歴
- 〈御木本あかり〉1953年生まれ。千葉県出身。お茶の水女子大学理学部卒業。著書に「オバ道」「女性の見識」など。
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