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紙の本
紅梅 連作時代小説 (小学館文庫 小学館時代小説文庫 浄瑠璃長屋春秋記)
著者 藤原緋沙子 (著)
北町奉行所同心見習いの長谷啓之進に従っていた岡っ引の仙蔵が突然姿を消す。同じ長屋のおくまは「10日前に色白で綺麗な女が訪ねてきた」と言う。仙蔵とその女はどんな仲なのか。隣...
紅梅 連作時代小説 (小学館文庫 小学館時代小説文庫 浄瑠璃長屋春秋記)
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商品説明
北町奉行所同心見習いの長谷啓之進に従っていた岡っ引の仙蔵が突然姿を消す。同じ長屋のおくまは「10日前に色白で綺麗な女が訪ねてきた」と言う。仙蔵とその女はどんな仲なのか。隣に住む青柳新八郎が行方を追うと…。〔徳間文庫 2014年刊の加筆改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
「よろず相談承り」の看板に嘘偽りなし。
『よろず相談承り』で口を糊しながら、行方知れずの妻・志野を探す浪人・青柳新八郎は、浄瑠璃長屋の木戸を潜った。
と、家の前には北町奉行所の見習い同心・長谷啓之進と、長屋に住む八重の姿が――。
諸物をなんでも買い付ける「宝屋」の大おかみ・おていの用心棒を引き受けた帰りだった。
なにやら難しい顔をしている啓之進は、最近、岡っ引の仙蔵が顔を見せないため、どうしても気になってしまい、この長屋までやって来たという。
心配する三人の相談が耳に入ってしまったのか、仙蔵の隣に住む大工の女房・おくまが口を挟んできた。
おくまの話によれば、どうやら、十日ほど前に長屋を訪ねてきた、口元に小豆ほどの黒子のある、美しい女と関わりがあるようだ。
なにかしら仙蔵の過去と繋がっているのだろうと考えた新八郎は、早速、昔住んでいたという長屋へ足を運ぶと、そこにも例の女が現れたというではないか……。
翌日、「宝屋」の店先で偶然、路地に消えていく仙蔵の背中を目にした新八郎は不審を覚える。
「宝屋」のおていは、以前に二度も危ない目にあっているらしい。
元巾着切りの岡っ引に、いったい何があったのか?
人気シリーズ第三弾。
【編集担当からのおすすめ情報】
シリーズ第一弾『照り柿』は発売即重版、第二弾『潮騒』も絶好調です。
テレビドラマ化された時代劇「桂ちづる診察日録」(原作『藍染袴お匙帖』シリーズ)でも、大人気を博した時代作家が描く江戸情緒をぜひ。
【商品解説】
行方知れずになった妻は今いずこ——。「よろず相談承り」で食べ繋ぎながら、江戸に妻を探す陸奥浪人。累計95万部突破の大ヒットシリーズ「藍染袴お匙帖」の著者が描いた、江戸情趣を味わえる名作時代小説第三弾。【本の内容】
目次
- 第一話 秋の雨
- 第二話 いのこずち
- 第三話 紅梅
収録作品一覧
秋の雨 | 7−75 | |
---|---|---|
いのこずち | 76−184 | |
紅梅 | 185−283 |
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