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紙の本
若殿八方破れ 長編時代小説 4 安芸の夫婦貝 (小学館文庫 小学館時代小説文庫)
著者 鈴木英治 (著)
広島浅野家領内に投宿し、寺を散策していた仇討ち旅一行は、境内で倒れている若い女を見つけた。小指を切り取られ、首を絞められた痕があるその女は、俊介らが泊まっている隣宿の飯盛...
若殿八方破れ 長編時代小説 4 安芸の夫婦貝 (小学館文庫 小学館時代小説文庫)
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商品説明
広島浅野家領内に投宿し、寺を散策していた仇討ち旅一行は、境内で倒れている若い女を見つけた。小指を切り取られ、首を絞められた痕があるその女は、俊介らが泊まっている隣宿の飯盛女らしい。まさか刺客の仕業なのか…?〔「安芸の夫婦貝」(徳間文庫 2012年刊)の加筆・改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
仇討ち旅一行に、まさかの脱落者!
姫路で酒井家の大陰謀を解決してみせた信州真田家の跡継ぎ・真田俊介は仇敵・似鳥幹之丞を追い、守り役の海原伝兵衛と天才剣士・皆川仁八郎、病気の母のため薬を求めて長崎を目指す女児おきみの3人とともに、再び西を目指す。
西条宿から西国街道を進み広島の町に到着した一行は、苗代屋に投宿する。しかし、どうにもあたりが騒がしい。どうやら隣の旅籠の飯盛女が昨夜から行方不明になっているらしい。
女の行方が気になりつつも、俊介にはどうしても行きたい場所があった。槍の遣い手として知られた武将・可児才蔵を祀る才蔵寺だ。だが、境内に続く石段の脇にとんでもないものが待ち受けていた。小指を切り取られ首を絞められた若い女の死体、それも行方不明の飯盛女だったのだ。
死骸の発見者として俊介の取り調べにあたった広島町奉行所の町廻り同心・上迫広兵衛は、事件が解決するまで広島の町に留まることを厳命する。それはもとより覚悟の上、知らぬ顔などできようのない俊介は上迫に探索の協力を申し出る。
一方、そんな俊介たちを影から付け狙う男がいた。男はかつて中山道馬籠の茶屋で俊介を銃撃した、あの善造であった――。傑作廻国活劇第4巻!
【編集担当からのおすすめ情報】
波乱の展開に息を呑む、御法度の仇討ち物語、シリーズ第4弾!【商品解説】
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