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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/05/22
  • 出版社: 中央公論新社
  • サイズ:20cm/366p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-005192-0

紙の本

つみびと

著者 山田詠美 (著)

灼熱の夏、彼女はなぜ幼な子2人を置き去りにしたのか? 追い詰められた母親、死に行く子どもたち…。痛ましい事件の深層に分け入る、迫真の長編小説。『日本経済新聞』夕刊連載を単...

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つみびと

税込 1,760 16pt

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商品説明

灼熱の夏、彼女はなぜ幼な子2人を置き去りにしたのか? 追い詰められた母親、死に行く子どもたち…。痛ましい事件の深層に分け入る、迫真の長編小説。『日本経済新聞』夕刊連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

灼熱の夏、23歳の母・蓮音は、 なぜ幼な子二人をマンションに置き去りにしたのか。
真に罪深いのは誰なのか。

あの痛ましい事件に山田詠美が挑む。
虐げられる者たちの心理を深く掘り下げて、日経新聞連載時から話題を呼んだ、迫真の長編小説【商品解説】

著者紹介

山田詠美

略歴
〈山田詠美〉1959年東京都生まれ。「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞、作家デビュー。「ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー」で直木賞、「トラッシュ」で女流文学賞を受賞。

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みんなのレビュー98件

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評価内訳

電子書籍

幸福という名の呪縛

2019/12/13 16:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み始めは、祖母、母、幼子の視点が頻繁に入れ替わるのと、幼子の言葉についていけず、物語に入り込むのに苦労しました。しかし、しばしすると慣れてするすると読めました。それは山田詠美さんの説明臭さが全くないからでしょう。
山田詠美さんは答えは用意していませんし、答えなどあるはずもありませんが、この事件は誰が誰を悪いと言えるのでしょうか、悪いと言えば幼子を除くほとんどの登場人物が悪い。
遺伝子や環境がいろんなことに影響するでしょう。
他者への優しさ、自己肯定、愛したり、愛されたりすること。
この物語を負の連鎖で、当然と捉えることもできます。
しかし、良くない父親、良くない母親に育てられた子供が親になった場合、自らの環境を跳ね返し、愛情を掛けて子育てしている人々も沢山居ます。
負に転ぶか、正に転ぶか、己一人のチカラだけではどうにもならなくて、その時近くに居る人の影響も大きいと思います。
この物語を読んで改めて思ったのは、虐待やネグレクトだから親が悪いという短絡的な思考による非難や報道は何も生み出さないばかりか、人間らしい想像力を培うことを奪い、人の痛みや苦しみに寄り添えない人々を作り続けるだろうということ。

物語の最後に、蓮音が琴音に「幸せ」と言わせます。現代において『幸せ』の呪縛は大きい。
何が大切かと問われれば、お金や家族や…まあ色々とあるでしょう。その前提として『幸せ』であることは、当たり前のように我々の前に横たわっています。
不幸せであることは許されず、さも幸せでなければならないような同調圧力が、あちらこちらに見受けられます。
昔なら村の中に、いまはネットの中に。
『幸せ』には絶対的幸福と相対的幸福とがあります。
絶対的幸福は、大切な人に大切だと思われ守られることによってのみ発生します。この物語の親子関係には存在しなかったものです。だから最後の台詞は虚しく響きます。
相対的幸福は、誰かと比べることで発生します。誰と結婚したのか、社会的立場や、乗っている車やファッション…
この物語の中でも度々このふたつは顔を出しますが、時に人は、どちらが本当に大切なのか、わからなくなります。

『幸せ』の呪縛…

ある意味では、現代の病巣はここにもあるのではないでしょうか。

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紙の本

つみびとは誰なのか、考える一助に

2021/10/28 20:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

実際の事件について書かれたノンフィクション(ルポ)を読んでいたので、何となく比べてしまう。
こちらは山田詠美さんによる小説。

ノンフィクションでは描けない、子どもの目線や母親の内面も言葉になっている。
説明を加える代わりに、それぞれの登場人物に語らせる手法についてどう捉えるか。実在の事件だけに賛否や好き嫌いはあるだろう。

ノンフィクションや報道は、事実は伝えられても、真実は伝えきれないことがあるということからすれば、この小説は事件そのものの事実関係より、この事件の「本質」を文芸という形で、うまく表現していると思う。
「ひどい親だ」「常識ではあり得ない」「理解不能」で片付けられがちな問題を、自分にも無関係ではない、誰もがそこに転落する可能性はあると、自分のこととして考えてみられるのはとても良い。

ただ、ノンフィクション作品や新聞を読んだ後に、こちらを読むと、母親の内面や子どもの気持ちが、とてもうまく言語化されていることにちょっとした違和感を覚える。
現実の事件の母親が、これほど自分の思いや考えを言葉にできるだけの能力があれば、こうした事件は起きなかったように思うからだ。子どもにしても、実際には、こんなに分かりやすく気持ちを表現できないだろう。

いずれにせよ、「つみびと」とは誰なのか。この事件の本質は何なのか。考える糸口にはなる。

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紙の本

虐待

2019/09/12 20:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

虐待というものの、悲惨さを改めて知りました。連鎖してしまう虐待は、最初の親が本当に罪深く、ひどい行為です。

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2019/06/29 13:50

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2019/10/12 03:17

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2019/05/27 18:01

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2019/06/11 05:43

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2019/08/30 18:53

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2019/06/08 21:28

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2022/02/24 10:36

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2019/06/16 20:57

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2019/06/16 22:13

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2019/11/29 22:23

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2019/06/30 15:40

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2019/09/06 09:30

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