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内なる辺境/都市への回路 (中公文庫)
著者 安部公房 (著)
現代の異端の本質を考察した連作エッセイ「内なる辺境」、芸術観のすべてを語った「都市への回路」。前衛作家の創造の核心を知りうる好著の合本。著者撮影の写真も多数掲載する。【「...
内なる辺境/都市への回路 (中公文庫)
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商品説明
現代の異端の本質を考察した連作エッセイ「内なる辺境」、芸術観のすべてを語った「都市への回路」。前衛作家の創造の核心を知りうる好著の合本。著者撮影の写真も多数掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】
書くことには集中があり、対話には挑発があり、談話には自由がある――。
現代の異端の本質を考察した連作エッセイ「内なる辺境」、文学、演劇など芸術観のすべてを語った「都市への回路」。孤高の前衛作家の創造の核心を知りうる好著の合本版。「カメラによる創作ノート」である著者撮影による写真多数収録。【商品解説】
収録作品一覧
内なる辺境 | ||
---|---|---|
ミリタリィ・ルック | 10−24 | |
異端のパスポート | 25−45 |
著者紹介
安部公房
- 略歴
- 安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。
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安倍公房氏の現代の異端の本質を考察したエッセイと、すべての芸術観を語った作品が楽しめる一冊です!
2020/08/09 10:36
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『壁』(芥川賞)、『砂の女』(読売文学賞)、『友達』(谷崎賞)をはじめ、『燃えつきた地図』、『内なる辺境』、『箱男』、『方舟さくら丸』などの名作を世に残された安倍公房氏の作品です。同書は、「書くことには集中があり、対話には挑発があり、談話には自由がある」と述べ、現代の異端の本質を考察した連作エッセイ「内なる辺境」と、文学、演劇など芸術観のすべてを語った「都市への回路」の代表的な二作品を収めた書です。孤高の前衛作家の創造の核心を知りうる好著の合本です。同書では、「内なる辺境」(ミリタリィ・ルック、異端のパスポート、内なる辺境、チェコ問題と人間解放、鎖を解かれた言葉たち、続・内なる辺境)、「都市への回路」(都市への回路、内的亡命の文学、変貌する社会の人間関係)、「あとがき」という構成で、興味深い話が展開されます!