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紙の本
青春忘れもの 増補版 (中公文庫)
著者 池波正太郎 (著)
小卒で就職し、食、映画、芝居に夢中になり、吉原に通った戦前。海軍でしごかれた戦中期。戦後、師・長谷川伸の知遇を得て、脚本家として、さらには小説家として立つまで…。著者の痛...
青春忘れもの 増補版 (中公文庫)
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商品説明
小卒で就職し、食、映画、芝居に夢中になり、吉原に通った戦前。海軍でしごかれた戦中期。戦後、師・長谷川伸の知遇を得て、脚本家として、さらには小説家として立つまで…。著者の痛快な青春記。短篇小説「同門の宴」を併録。【「TRC MARC」の商品解説】
小学校卒業後に就職、食の楽しみを覚え、映画や芝居に夢中になり、吉原に通った戦前。海軍でしごかれた戦中期。そして戦後、師・長谷川伸の知遇を得て、脚本家、さらに30代で小説家として立つまで――。著者の創作のエッセンスが詰まった痛快な青春記。
「時代小説を書いている私の主題のとらえ方の一例が、過去の自分の生活の中から、どのようにして採り出されているかをお目にかける」という著者自身の意図のもと、短篇小説「同門の宴」を併録したファン必読の一冊。インタビュー「池波正太郎の〔青春・小説・人生〕」を増補。
■目次より
青春忘れもの(祖父の家/蕪と株/再会/夢中の日々/十五代目・羽左衛門/別れ別れ/開戦前後/応召前夜/海軍八〇一空/終戦/恩師/旧友)
同門の宴
〈解説〉池波さんのこと 島田正吾
〈インタビュー〉池波正太郎の〔青春・小説・人生〕 聞き手:佐藤隆介【商品解説】
収録作品一覧
青春忘れもの | 7−215 | |
---|---|---|
同門の宴 | 217−247 |
著者紹介
池波正太郎
- 略歴
- 池波正太郎
大正十二年(一九二三)東京・浅草生まれ。小学校卒業後、株式仲買店に奉公し、昭和十九年、応召により横須賀海兵団に入隊する。戦後、下谷の保健所に勤務するかたわら劇作に励み、二十一年「雪晴れ」で読売新聞社の演劇文化賞に入選。二十四年、長谷川伸の門下に入り、新国劇のために数多くの脚本を発表する一方、時代小説を執筆し、三十五年「錯乱」で直木賞を受賞。その後、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズを生み出し、五十二年に吉川英治文学賞、六十三年に菊池寛賞を受賞する。映画や音楽、食に関するエッセイも多数。平成二年(一九九〇)五月死去。
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紙の本
池波正太郎の青春
2022/04/24 13:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの頃から戦争を経て作家となるまでの日々。軍隊で上官に反抗的であったことなどとても興味深く、また人との出会いや恩を忘れないことなど色々と考えさせられました。時代とはいえ、小学校だけの卒業であれだけの教養を身に付け粋であったことが本当に凄いです。最後に短編「同門の宴」が収録されているのもとても粋な計らいだと思いました。
紙の本
池波正太郎氏の創作による青春記です!なかなか興味深い内容です!
2020/07/19 11:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦後を代表する時代小説及び歴史小説作家で、『鬼平犯科帳』、『剣客商売』、『仕掛人・藤枝梅安』、『真田太平記』などといった戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表されてこられた池波正太郎氏の作品です。同書は、池波氏の創作による痛快な青春記で、小学校卒業後に就職し、食の楽しみを覚え、映画や芝居に夢中になり、吉原に通った戦前の時代や海軍でしごかれた戦中期のこと、そして戦後、師・長谷川伸の知遇を得て、脚本家になったこと、さらに30代で小説家として立つまでの生涯が面白く描かれています。同書の内容構成は、「祖父の家」、「蕪と株」、「再会」、「夢中の日々」、「十五代目・羽左衛門」、「別れ別れ「」、「開戦前後」、「応召前夜」、「海軍八〇一空」、「終戦」、「恩師」、「旧友」、「同門の宴」、「解説:池波さんのこと」、「インタビュー:池波正太郎の青春・小説・人生」となっています。