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または紙の本
ずんずん！ （中公文庫）
著者 山本一力 （著）
どんな日もお客様に牛乳を届けてきた纏ミルク浜町店。新年の仕事はじめは午前４時。配達員の田代は、湯川さん宅の保冷ボックスに小さな異変を発見し…。牛乳宅配店主と地域の仲間たち...
ずんずん！ （中公文庫）
ずんずん！
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商品説明
どんな日もお客様に牛乳を届けてきた纏ミルク浜町店。新年の仕事はじめは午前４時。配達員の田代は、湯川さん宅の保冷ボックスに小さな異変を発見し…。牛乳宅配店主と地域の仲間たちのおいしく温かな日々を描く。〔２０１６年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
届けているのは、牛乳だけじゃない！
人情と絆で日本を支える宅配文化の魅力とは……？
気づけば心とお腹が満たされるふくよかな物語。
纏ミルクの店長・纏亮介たちは配達先で倒れていた湯川しのぶを救出。
その一件を奥野デザインの実川玉枝がアメリカでの広告事業に採用し、
亮介たちの協力を得て、映像作品を製作していく。
自らの仕事に一生懸命邁進する玉枝たちの姿に触発され、
「牛乳配達」という仕事を原点から見つめ直そうと決意する亮介。
かつての修行先・尾道の販売店行きを決めて……【商品解説】
著者紹介
山本一力
- 略歴
- 山本一力
一九四八年高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社勤務などを経て、九七年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。二〇〇二年『あかね空』で直木賞を受賞。『損料屋喜八郎始末控え』『菜種晴れ』『ジョン・マン』『朝の霧』『戌亥の追風』『つばき』『べんけい飛脚』『桑港特急』など著書多数。
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紙の本
山本一力氏が読者に贈る心温まる牛乳配達人の感動物語です！
2020/12/08 09:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『あかね空』（直木賞）をはじめ、『損料屋喜八郎始末控え』、『菜種晴れ』、『ジョン・マン』、『朝の霧』、『戌亥の追風』、『つばき』、『べんけい飛脚』などの数々の話題作で知られる山本一力氏の作品です。同書は、どんな日もお客様に牛乳を届けてきた纏ミルク浜町店を中心にした物語りです。若き四代目・亮介は、ベテラン配達員・田代らとともに宅配に勤しむ中、デザイン会社で活躍する玉枝と出会います。顧客宅での事件や切ない恋に遭遇したことで、亮介は単調に見える仕事の壁に直面してしまいます。「届ける人」の尊さが胸に染み入る感動の宅配物語となっています。
紙の本
一力ワールド全開
2020/11/08 09:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：にゃっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞は毎日来る。
ヤクルトレディは週に一回。
牛乳は見かけなくなって久しい。
だってスーパーで安くて新鮮な牛乳が手にいれられるもの。
という概念を覆してくれる作品。
昔ながらの早朝配達の牛乳屋を舞台に繰り広げられる人間模様。
いささか予定調和の感はあるものの、涙腺を緩められっぱなしの一力ワールド全開の作品であります。
紙の本
正味に
2022/09/28 07:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ナムナム - この投稿者のレビュー一覧を見る
突如湧く話題、思いつきの美談、突拍子もない偶然。
読者が照れてしまうほどに、これでもかこれでもか、と畳みかけてきます。
「正味に」「正味で」という言い回しが、「心底から」という意味合いで
幾度も出てきます。
日常使わない言葉ですので、その都度読書が中断しました。
紙の本
年代差を感じるかも？
2020/12/31 18:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の方が私より年配のせいか、どこか違和感を覚えました。
内容的には前向きで丁寧な描写で良いと思うのですが、たまに私にはすんなり入ってこないセリフなどもありました。
