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野呂邦暢ミステリ集成 (中公文庫)
著者 野呂邦暢 (著)
芥川賞作家・野呂邦暢の多彩な作品の中からミステリ作品を初集成。早すぎる晩年の5年間に発表された「失踪者」「もうひとつの絵」「ある殺人」など、中短篇8篇とエッセイを年代順に...
野呂邦暢ミステリ集成 (中公文庫)
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商品説明
芥川賞作家・野呂邦暢の多彩な作品の中からミステリ作品を初集成。早すぎる晩年の5年間に発表された「失踪者」「もうひとつの絵」「ある殺人」など、中短篇8篇とエッセイを年代順に収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
長崎県諫早市を拠点に執筆活動を続けた芥川賞作家・野呂邦暢。端正な文体で読者を魅了した多彩な作品群の中からミステリ作品を初集成。早すぎる晩年の五年間に発表された「失踪者」「もうひとつの絵」「ある殺人」など中短篇八編と随筆八編を年代順に収録する。文庫オリジナル。 〈解説〉堀江敏幸
■目次
Ⅰ
失踪者/剃刀/もうひとつの絵/敵/まさゆめ/ある殺人/まぼろしの御嶽/運転日報
Ⅱ
歯形/作家の眼/マザー・グースと推理小説/南京豆なんか要らない/アリバイ/さよならマーロー君こんにちはモース警部/私のシェヘラザードたち/推理小説に関するアンケート【商品解説】
収録作品一覧
失踪者 | 8−91 | |
---|---|---|
剃刀 | 92−101 | |
もうひとつの絵 | 102−124 |
著者紹介
野呂邦暢
- 略歴
- 野呂邦暢
一九三七年長崎市に生まれ、諫早市で育つ。作家。長崎県立諫早高校卒業。五七年六月、陸上自衛隊に入隊(翌年、除隊)。六五年「或る男の故郷」で文學界新人賞佳作。七四年「草のつるぎ」で第七〇回芥川賞受賞。七六年『諫早菖蒲日記』を発表、諫早の地に根をおろした創作活動を続けた。八〇年死去。著書に『愛についてのデッサン』『落城記』『王国そして地図』『小さな町にて』『失われた兵士たち』などのほかに、『野呂邦暢小説集成』(全八巻)、『野呂邦暢随筆コレクション』(全二巻)がある。
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わずか43年という短い人生の中で様々な名作を残された野呂邦暢氏の作品集です!
2020/12/06 11:38
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『冬の皇帝』、『恋人』、『一滴の夏』、『ふたりの女』、『王国そして地図』などを次々に発表されてきましたが、わずか43年間という短い時間で人生を閉じられた野呂邦暢氏の作品です。同氏は、自らの自衛隊体験や、戦後住んだ諫早市を舞台にした小説・随筆を数多く残した方としてしられ、同書は、端正な文体で読者を魅了した多彩な作品群の中からミステリー作品を初集成した作品集となっています。早すぎる晩年の5年間に発表された「失踪者」、「もうひとつの絵」、「ある殺人」など中短篇8編と随筆8編を年代順に収録しています。ぜひ、野呂氏の名作をお読みください。