「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
女が死ぬ (中公文庫)
著者 松田 青子 (著)
「女らしさ」が、全部だるい。好きに太って、瘦せて、がははと笑い、グロテスクな自分も祝福する−。一話読むたび心の曇りが磨かれる、シャーリイ・ジャクスン賞候補作「女が死ぬ」を...
女が死ぬ (中公文庫)
女が死ぬ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「女らしさ」が、全部だるい。好きに太って、瘦せて、がははと笑い、グロテスクな自分も祝福する−。一話読むたび心の曇りが磨かれる、シャーリイ・ジャクスン賞候補作「女が死ぬ」を含む53の掌篇集。著者ひと言解説付き。〔「ワイルドフラワーの見えない一年」(河出書房新社 2016年刊)の改題増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
「女らしさ」が、全部だるい。天使、小悪魔、お人形……「あなたの好きな少女」を演じる暇はない。好きに太って、痩せて、がははと笑い、グロテスクな自分も祝福する。一話読むたび心の曇りが磨かれる、シャーリイ・ジャクスン賞候補作「女が死ぬ」を含む五十三の掌篇集。『ワイルドフラワーの見えない一年』より改題。〈特別付録〉著者ひと言解説【商品解説】
収録作品一覧
少年という名前のメカ | 11−17 | |
---|---|---|
ボンド | 18−24 | |
星月夜 | 25−30 |
著者紹介
松田 青子
- 略歴
- 松田青子
一九七九年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。二〇一三年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、一四年にTwitter 文学賞第一位となり、一九年には『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった。その他の著書に『英子の森』『持続可能な魂の利用』、翻訳書にカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』、ジャッキー・フレミング『問題だらけの女性たち』、カルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』(共訳)、エッセイ集に『ロマンティックあげない』『じゃじゃ馬にさせといて』などがある。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
カバーデザイン含めて最高でした
2021/07/01 22:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
10数ページ程度の短編から0文字の作品まで集めた、ポップでシニカルな短編集。「男性ならではの感性」「週末のはじまり」あたりも皮肉が効いてて好きなんだけど、ヨーグルトの蓋を題材にした「この場を借りて」と死に際の女の一言が炸裂する「女が死ぬ」は本当に最高だった。
紙の本
面白い
2021/11/06 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mu - この投稿者のレビュー一覧を見る
男性ならではの感性、ニヤニヤしながら読んでしまった。すごく面白い。
紙の本
モヤモヤした時にスッキリした
2021/09/17 22:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのインパクトが抜群で、
中を読みたくなりました。
インパクトがある4文字。サイコーですね。
モヤモヤした時に、ポジティブな作品なんか
全然読みたくなくて、少しひねくれたような気持の
時に読む本として、個人的にサイコーでした。
なかなかないシニカルさ。魅力です。
電子書籍
止まらない
2021/07/06 13:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙が可愛かったので手にとって、立ち読みした一文が印象に残り購入。
いろんな視点からの話が詰まっていて面白い。
ナショナルアンセム可愛い。
巻末の作者解説を合わせて読むと更に面白い。
紙の本
初めての感覚
2022/07/29 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだろなんだろ、読んだ後にそわそわするというか、なんだかすごい発見をしてしまった気分になる。
モチーフがわかってニヤリとしたり、読み終わってから調べて再読したり。時にスカッとさせられたり。
初めての読後感でした。
紙の本
消えていくのは・・・
2021/08/16 14:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは「女が死ぬ」ですが、この本ではいろいろな既成概念・ステレオタイプが消されていると思います。第1話でやり玉にあがるのは少年。少年ってこういう役回りを背負いがちだよね。でもまさかそれで傷づく人間がこんなにいるとは・・・。
読後にちょっと肩が軽くなりました。
紙の本
物語の中で死んでいく女たちへ
2021/07/24 08:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gonta - この投稿者のレビュー一覧を見る
超短編集。
表題作「女が死ぬ」の衝撃が凄いが、他の作品もシニカルで的確に嫌なところをついてくる。コミカルでありながら非常に辛辣な筆致が面白い。