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紙の本
三木清戦間期時事論集 希望と相克 (中公文庫)
1930年代、不況にあえぐ国民が軍部の暴走に同調するなか、現実に寄り添いながらも理想を捨てなかった三木清の時事随想。「悲劇を知らぬ国民」「日本的性格とファッシズム」などを...
三木清戦間期時事論集 希望と相克 (中公文庫)
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商品説明
1930年代、不況にあえぐ国民が軍部の暴走に同調するなか、現実に寄り添いながらも理想を捨てなかった三木清の時事随想。「悲劇を知らぬ国民」「日本的性格とファッシズム」などを収録。気骨のある精神と生き方に学ぶ。【「TRC MARC」の商品解説】
不況にあえぐ国民が軍部の暴走に同調する中、三木は、一九三〇年代前半には自由主義を守るため奮闘、後半には昭和史研究会で積極的に活動、独自の共同体論を掲げて歯止めをかけようとした。本書は「中央公論」などに発表した時事随想を収録、獄中死するまで、現実に寄り添いながら新時代を構想し続けた思考と気骨のある精神に学ぶ。【商品解説】
収録作品一覧
自由主義者の立場 | 7−15 | |
---|---|---|
浪漫主義の擡頭 | 16−25 | |
現代の浪漫主義について | 26−42 |
著者紹介
三木 清
- 略歴
- 明治三十(一八九七)年兵庫県生まれ。京都帝国大学で西田幾多郎、波多野精一、ハイデルベルク大学でリッケルト、マールブルク大学でハイデガーの教えを受ける。大正十五(一九二六)年三高講師を経て、昭和二(一九二七)年法政大学教授。翌年、羽仁五郎と「新興科学の旗のもとに」を発刊、同年の「唯物史観と現代の意識」は社会主義と哲学の結合について知識人に大きな影響を与えた。昭和五(一九三〇)年共産党に資金を提供した容疑で治安維持法違反で検挙、入獄中に教職を失い著作活動に入る。以後マルクス主義から一定の距離を保ち、実在主義と西田哲学への関心を示す。昭和十三(一九三八)年には近衛文麿のブレーンとして結成された昭和研究会に参加、体制内抵抗の道を摸索したが挫折。昭和二〇(一九四五)年三月、再度、治安維持法違反容疑で投獄、九月獄死。未完の遺稿に「親鸞」がある。主著に「パスカルに於ける人間の研究」「歴史哲学」「構想力の論理」(全二巻)「人生論ノート」のほか、「三木清全集」(全二〇巻、岩波書店)がある
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