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商品説明
「みやび」の全てがここにある
ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは(第106段)
在原業平と思しき「ある男」の生涯を描き切った、全125段からなる本邦最古の歌物語。よく歌い、よく生き、よく愛した男の姿からは、平安の世の「みやび」があざやかに浮かび上がり、場面場面で歌われる名歌は、日本的な美のあり方を現代に伝える。「源氏物語」など後世の文学にも多大な影響を与えた作品世界を、恋愛小説の名手がやさしく案内する。【商品解説】
著者紹介
髙樹のぶ子
- 略歴
- 作家。1946年、山口県生まれ。東京女子大短期大学部卒。80年に「その細き道」でデビュー。84年、「光抱く友よ」で芥川賞を受賞。『水脈』(95年)で女流文学賞、『透光の樹』(99年)で谷崎潤一郎賞、『HOKKAI』(2006年)で芸術選奨文部科学大臣賞、「トモスイ」(10年)で川端康成文学賞をそれぞれ受賞。09年、紫綬褒章受章。17年、日本芸術院賞を受賞。2018年、文化功労者に選ばれる。20年、『小説伊勢物語 業平』を上梓。その他の著書に『百年の預言』『罪花』『マイマイ新子』『マルセル』『ほとほと』など。
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紙の本
伊勢物語
2021/04/20 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sor - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の古典文学が好きなので、「伊勢物語」を読みたいな…と思っていた時に、このテキストを見つけて買いました。「伊勢物語」の内容は何となくは知っていたのですが、新たに知ることもあり、とても興味深かったです。そして、「伊勢物語 在原業平 恋と誠」も買ってみました。
紙の本
「小説伊勢物語 業平」を読むなら
2020/11/12 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:吟行員 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小説伊勢物語 業平」の著者である高樹のぶ子が、業平の境遇、当時の生活様式他、当時の時代背景等を説き明かしています。「小説伊勢物語 業平」を読もうとされている方には、必読のテキストかと思います。勿論、番組も視聴すべきです。