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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 410件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/03/02
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:20cm/440p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-210006-1

紙の本

クララとお日さま

著者 カズオ・イシグロ (著),土屋政雄 (訳)

【日本翻訳出版文化賞(第57回)】人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱の少女ジョジーと出会い、やがて2人は友情を育んでいく。愛とは? 知性とは? 家族とは? 生きる...

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クララとお日さま

税込 2,750 25pt

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商品説明

【日本翻訳出版文化賞(第57回)】人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱の少女ジョジーと出会い、やがて2人は友情を育んでいく。愛とは? 知性とは? 家族とは? 生きることの意味を問う感動作。【「TRC MARC」の商品解説】

人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。【商品解説】

著者紹介

カズオ・イシグロ

略歴
〈カズオ・イシグロ〉1954年長崎生まれ。「遠い山なみの光」で王立文学協会賞、「浮世の画家」でウィットブレッド賞、「日の名残り」でブッカー賞を受賞。2017年ノーベル文学賞受賞。

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みんなのレビュー410件

みんなの評価4.1

評価内訳

電子書籍

書いてくれてありがとうございます

2021/03/13 16:52

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Junna - この投稿者のレビュー一覧を見る

ここ数年ずっとモヤモヤしていたことをここまでストレートに書いてもらえて救われた気分です。
最近話題のAI関連の問題提起も注目だと思いますが、個人的には向上処置の有無で変わる人生や、ジョジーの家で行われたパーティで、子どもたちだけで解決することが大事、これは大学へ行く重要なステップ、というようなことが言われ、ただの楽しい集まりではないことがわかったり(実際とても楽しそうではない)、親から色々な施しを受けている子どもたちに欠如している何かをリックが的確に突いてくれるところが印象的でした。能力が高かったり、豊かさを享受して高級なものを持っていても、倫理観を養う本当の教養を高められるわけではなく、そのような心は社会からはみ出して表面的なものは何も持たないリックの中にありました。でもそんなリックも綺麗事だけの考えではなく、むしろ汚いことだらけの世の中で巧みに生きていて、愛していても一緒にはいられないことがあることを知っていて、心にたくさん傷を持ちつつも、クララという存在に親切をできる心を維持している。リックのような生き方がもっと普通に評価される世の中であってほしいけど、世の中を支えているような本当に素晴らしい人は、認識された途端その能力を失ってしまう、みたいな考え方も聞いたことがあって、このままでもいいのかもしれない。けれどもとにかく、カズオイシグロはそんな素晴らしさをきっと知ってると思えて、本を通して間接的にこのことについて話し合えたような気分になれて、勝手な感想ですが本当に読めてよかったです。ありがとうございました。

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電子書籍

冷厳さを突きつけられる

2021/05/29 19:11

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:象太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

残酷で何度か本を置いた。人間は人間の代替物にどれだけ残酷さを押し付けられるのだろう。本書で最も印象深いのが、人工知能に自分の子どもを学習させ、子どもが死んだ場合の代わりにしようとしている母親だった。そのいきさつも書いてあって、理解できるが、やはり狂っている。『わたしを離さないで』では、人間の臓器摘出目的でクローンを生産している社会が描かれている。カズオ・イシグロの作品は、身も蓋もないほどあけすけに冷厳である。

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紙の本

クララはアトムか

2022/01/20 15:23

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KURODANI - この投稿者のレビュー一覧を見る

カズオ・イシグロを読むのは3作目だが、いつも想像以上に重い。
これもそうだ。
日本人は鉄腕アトムに親しんだ影響もあるのだろうか、ロボットに対する思い入れが
外国人より強いのかもしれない。

クララに人間と同じ思い入れをするのは正しくないのかもしれない。外国の人はそのように感じないのかもしれない。でもカズオ・イシグロは感じているのではなかろうか。

クララはどこまで行ってもロボット、AIだから人間と同じ感情は抱かないはずだ。
しかし、文中ではなんとなく感情らしきものを垣間見せる。
AIが進化すると感情を持つようになるだろうか。

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紙の本

人ならざる存在が人間の少女を救う近未来の御伽噺

2022/01/12 17:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

クララというAF=ロボットを語り手にしたところが、この本の全てといってよい。彼女の語りが、文字通り「機械的」な、抑制の効いた描写からなっていたと捉えるならば、クララが出会った人たちの目に映る現実は、人間的な意味で、それこそ感情を伴った人間的な視点から捉えたなら、もっと悲惨なものだったかもしれない。少なくとも、そのように読者の側で勝手に想像することをいざなうことで、この小説は、タイトルに見られる「子どもらしさ」に反して、何回も大人が読むに足る深みのある寓話になっている。それもこれも、クララという語り部の為せる技だったのである。

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紙の本

哀しい世界

2021/07/31 14:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る

カレル・チャペックの『ロボット』を読んだ後に読んだせいもあり、AFが反乱しない!とちょっと驚いてしまったが、そういえば『わたしを離さないで』のヘールシャムの子供達も反乱しなかったしな…と妙に納得してしまった。どこか壊れてしまった世界でも、そういう方向には行かない者たちのお話。冷静に考えると希望はどこにもないのではと思えてくるが、それでも読めてしまうし、心に残る。

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紙の本

クララの祈り

2021/05/26 11:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

カズオイシグロの物語は、入り込むまでが辛い。
今回も人口親友AFクララが語る世界は、近未来を描く格差社会が際立ったもので、入り込むまでが辛抱。
しかし、いつの間にかカズオイシグロの世界にどっぷりハマっていて、手に汗握る展開。

病弱なジョジーと出会い、お互いが惹かれあい、お互いが求め合う出会いのシーンが素直にうれしい。
そしてお日さまを神のように崇め、信じてジョジーのために、祈り自分を捧げるクララに感動。

AIにより優れたロボットが作られる社会。
それは病弱な子供の替わりになると考えようとする大人たちがいる。
そしてよりよい生活のために向上処置を受けた子供たちと受けていない子供たちの差別がある社会など投げかけられるテーマは重いものだが、クララの太陽のような真っ直ぐで賢い子供の存在が読む人を明るく暖かく照らしてくれる。

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電子書籍

「クララとお日さま」を読んで

2023/04/29 21:22

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kenken - この投稿者のレビュー一覧を見る

先の「カノン」と並行して読んでいたこの「クララとお日さま」も近未来の話で「心」とは何かを探求する物語である。その近未来はひどい格差社会で、金持ちの子は向上処置され(遺伝子編集の恩恵に浴し)、貧しい子は未処置と呼ばれ蔑まれる。また豊かな家の子はAF(Artificial Friend)を持ち、貧しい子は持っていない。また色々なコミュニティがあり、各自武装しているという。
そんな中で、クララをAF(人工知能を搭載したロボットの友達)として選んだジョジ―は体が弱く、貧しいお隣さんのリックと幼馴染だ。クララは日光を栄養源としていてお日さまを崇拝している。クララはお日さまに祈り、ジョジ―を健康にすることを願い自分の部品の中の溶液を使ってまで大気汚染によってお日さまを隠してしまうクーティングマシーンを壊すことを実行する。そして、お日さまに願いが届き、クララに朝の光の中で健康が授けられる、という物語だ。
ジョジ―が成長することができない(直、死にそうだった)ことで取り乱した母親が考えたのはクララにジョジ―を学習させて、クララをジョジ―として暮らすことだった。しかし、クララの愛情によってジョジ―は一命をとりとめ成長し大学に旅立っていく。廃AFとなったクララは他の古びたAFと一緒に倉庫に置かれて死を待つ。これは、子どもの頃愛犬と常に遊び暮らし愛犬は全身全霊の愛で報いていたのに、少し成長すると愛犬との接触も減り愛犬に淋しい想いをさせながら、愛犬は老犬になり、死んでから涙を流すのとよく似ている。あるいは、「未来世紀ブラジル」のアンドロイドの死を想わせる。心を持ったアンドロイドとロボットの死は哀しみを誘う。生物ではないのに死を悼むということは、人間が心を持つということを特別だと考えているからであろう。
それほど、クララというAFは空間把握が時々下手になるほかは、期待を胸に抱いたり、不安を感じたり、記憶を思い出したり、愛情深く、心を持っていると言っても良い人間的なロボットだ(ただ、人間と違うのは苦悩しないことだ、多分負の感情をインストールされていないのだろう)。クララが最後に言った言葉「特別な何か(心?愛?)はあります。ただ、それはジョジ―の中ではなく、ジョジ―を愛する人々の中にありました。」はとてもロボットの言葉とは思えないものだ。
カズオ・イシグロ作品は、心は人間だけのものか?という問いと、その「心の消滅:死」の描写が生々しいが、それを抑制のきいた文体で読者に投げかけている。決して彼は問いを強制しないが、おなかにズシンと響いてくるやるせなさがどの作品からも伝わってくる。

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紙の本

それは切なさを基調にして。

2021/07/12 11:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子ども向けのコンパニオンであるロボットが作られている世界。店先に並べられていたクララは子どもや大人、人間を観察して洞察を深めている。ロボットにも個性があるのが面白い。
クララたちは太陽光をエネルギーにしており、クララは亡くなったと思った路上生活者が日差しを浴びて起き上がったのを見て、太陽は人間にも命を与えられると思い込む。
クララは病弱な少女ジョジーの家に迎えられる。ジョジーとその母、家政婦と暮らし始める。隣の家の少年リックとその母とも知り合う。
ジョジーの家の事情が少しずつ判明していくにつれ、複雑な事情が浮かび上がってくる。
直接的に語られず、行間で読ませるのは他作品と変わらない。
クララのやさしさが物語の救いになる。

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紙の本

これもまた古くなる・・・

2023/11/26 11:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろひろひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

カズオ・イシグロの作品は、いつも形を変えた状況設定で、何か後にモヤモヤした読後感を与え、私たちに考えさせてくるくれるのだが、今回は何となく展開が分かる感じ。
だからといって読むのにつまづいたり放り投げたりせず読み進められる。
でも、時代が進みアバターや3Dが進んだときに読んだら、実体がある人形ということ自体が実感が沸かない時代がくるかもしれない。
まだこの小説の読み時は、大丈夫ではあるが。

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紙の本

なんでしょうこの読後感は…

2021/04/18 13:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

★健気なAIロボット、クララの観察
クララの視点で丁寧に描かれる描写は、クララの「観察」を共有してもらっているよう。
垣間見える、この物語の世界での常識に驚かされ、そしてものすごいリアルさをも帯びていました。

★喜びたいけど、なぜだか喜べない
読後感のとてつもない切なさはなんでしょう…。
でもこの作品は、きっと読み方とか、捉え方次第で読後感が全然違ってくるのではないかなと思いました。
私はいま、すごく切ない気持ちでいっぱいです。
ただ、どうかお日さまがクララに今日も微笑んでくれていますようにと祈るばかりです。

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紙の本

美しい物語

2021/03/14 11:34

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

美しい情景を思い浮かべさせらる文章表現に導かれ、子供から大人へと成長する少女の「可能性」という時に脆いが力強く生きる姿に気づかされる。人工知能を搭載した少女型ロボット・クララと、病弱な少女ジョジィーと出会いと別れが展開する。読み進めるうちに、クララが人工親友(AF)として生み出されたことが分かるが、ジョジィーが大人になることにより、取り残されるAFは、何を考えたのか。クララの言葉と行動に、人の内側にある、生きるものが持つ無数の選択肢がある多様な色彩が、いつまでも心に残る。未来の洞察につながる美しい物語。

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紙の本

明日にも実現しそうな世界

2023/08/19 15:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもの相手をするロボットの物語。
人造の物でありながらも、クララにはちゃんと感情や想いがあって、それが切なく痛ましかったです。
これから先、更に教育も行う優秀な機械が生み出されて、それが引き起こす格差や問題も起こるかもしれません。
つい、映画ターミネーターが現実化した世界を想像して、怖くもなります。

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電子書籍

心に残り過ぎ

2023/02/11 10:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Robin - この投稿者のレビュー一覧を見る

児童文学のふりをしているが、さにあらず。曖昧に投げかけている部分が多く、読み解くのにかなりの知力が必要。
無垢で天使のようなクララは愛おしいが、その分、人間の身勝手さが浮き彫りになり、辛い。結末を消化するのに時間を要した。

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紙の本

求めてやまない存在

2021/07/18 14:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

病弱なジョジ―は賢くて明るい少女型AIロボットのクララと暮らすことになる。
クララは見るものを何でも吸収して学習して理解力も抜群。
気まぐれなジョジ―の行動にも常に寄り添って気遣う。
お日さまの恵みを浴びて生きるクララは周りを明るく照らす。

人は何のためにロボットをつくるのか、という問いは人間は何のために
生きるのかという問いにおそらく直結する。クララはジョジ―の友だちとして
ジョジ―の母が購入したロボット。ジョジ―にとってクララは遊び相手でありつつ
ジョジ―の母にとってのクララは病弱なジョジ―の代わりにもなりうる存在。

自分のためだけに生きることがなかなか大変なように、
誰かのためだけに生きるのもなかなか大変だ。
誰かのためだけに生きるように初期設定されたロボットは
自己犠牲の存在そのもので尊く美しく儚い。
生み出す側の人間はきっとそんな存在にはなれないから、
これからも芸術のようにAIロボットの資質を磨き続けるはず。

人間から見れば本物ではないロボットは役割が終われば
自ら分身を生むこともなくやがてその存在意義をなくす。
代わりが代わりとしての役目を必要としなくなることを
素直に受け入れて誰かのために微笑む。
自分もそうありたいと思ってもそうなれることは少ない。
そんな他者は誰にとってもそんなにいない。
おそらく人間はそんな存在をずっと求めてやまない。

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紙の本

人工知能搭載の友だちクララ

2021/03/29 18:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る

遅ればせながら初めてカズオイシグロの作品を読みました。人工知能の未来についてはよく考えますが、この作品のようになっていくのかなと考えさせられました。健気なクララに切なさを覚えました。

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