「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
0から学ぶ「日本史」講義 中世篇 (文春文庫)
著者 出口 治明 (著)
世界史を題材に数々のベストセラーを生んだ著者が、「世界史の中での日本」を分かりやすく面白く解説する。中世篇は、院政の始まり、平氏政権の実態、室町幕府の興隆などを取り上げる...
0から学ぶ「日本史」講義 中世篇 (文春文庫)
0から学ぶ「日本史」講義 中世篇
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
世界史を題材に数々のベストセラーを生んだ著者が、「世界史の中での日本」を分かりやすく面白く解説する。中世篇は、院政の始まり、平氏政権の実態、室町幕府の興隆などを取り上げる。歴史学者・呉座勇一との対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
関西訛りの歴史解説はおもしろいで
2023/04/30 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は大手生命保険会社を経て、生命保険会社を創業、現職は立命館アジア太平洋大学学長である。著者はこれまで多くの世界史に関する著作がある。この経験を活かして、世界の歴史の大きな枠組みの中で、日本の歴史を捉えるというのが著者の意図である。本書は『週刊文春』連載記事を加筆修正したものである。摂関政治が終わり、院政と武士の時代が始まった1068年から戦国時代までを対象に、中国大陸の動向と対比させながら、日本の歴史を解説している。巻末の系図を参照しないと理解しづらい細かな記述もあり、歴史の流れを大枠で掴みたい読者にとっては、少々とっつきにくいと感じることもあろう。しかしながら、著者の歴史解説はわかりやすく、示唆に富む内容である。その一例を紹介する。モンゴルの襲来による疲弊が鎌倉幕府衰退の原因とされてきたが、実際は逆に幕府権力は巨大化した。モンゴルに対抗するため、幕府は支配下になかった朝廷や大貴族、寺社の荘園の武士も動員した。これにより、従来の三権門(朝廷、幕府、寺社)の体制から幕府権力が抜きん出た立場となった。こうした、著者の歴史解説を読むだけでも本書一読の価値はあると思う。
紙の本
歴史は変わる。
2023/03/17 21:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史は過去のことだから変わらない…子供の頃から大人になって最近まで思っていた。
だが、何かが発見されたり深く調査研究されたりすると、これまでとは異なる事象に出合い、それに基づいて、歴史は変わるのだとわかった。
出口さんがわかりやすく書いてくれている、はずなのだ。
だが、もともと中世に苦手意識があり、どうもダメだ。
源頼朝を担ぎ上げたのは関東の源氏ではなく、関東の平氏。
去年の大河ドラマを思い出しながら、もっともだと思った。
苦手意識充満の中世、他の本で気分転換しつつゆっくり読んでいこうと思う。