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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/10
- 出版社: 徳間書店
- サイズ:20cm/284p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-19-865527-3
読割 50
紙の本
首取物語
著者 西條 奈加 (著)
少年が出会った首だけの男は、少年と同じく過去の記憶を無くしていた。侍だったと言うこと以外は。ふたりは一緒に、様々な国でお互いの失った記憶を取り戻していくが…。『読楽』連載...
首取物語
【期間限定価格】首取物語
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商品説明
少年が出会った首だけの男は、少年と同じく過去の記憶を無くしていた。侍だったと言うこと以外は。ふたりは一緒に、様々な国でお互いの失った記憶を取り戻していくが…。『読楽』連載に加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
少年は繰り返していた。空腹に耐えかねて、目の前にいる男の握り飯を奪う行為を何度も。それに気づいたとき、首だけの男と出会う。
その男は少年と同じく過去の記憶を無くしていた。侍だったと言うこと以外は。
彼らはなぜ、記憶を無くしているのか? 男はなぜ、首だけの姿になってしまっているのか?
第164回直木三十五賞を受賞した著者が、『千年鬼』(徳間文庫刊)に続いて贈る和風ファンタジー。
第一話 独楽の国
第二話 波鳥の国
第三話 碧青の国
第四話 雪意の国
第五話 消去の国
第六話 和茅国
第七話 波賀理の国【商品解説】
著者紹介
西條 奈加
- 略歴
- 〈西條奈加〉1964年北海道生まれ。「涅槃の雪」で中山義秀文学賞、「まるまるの毬」で吉川英治文学新人賞、「心淋し川」で直木賞を受賞。
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紙の本
記憶をなくして
2023/03/23 11:52
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶をなくしてしまった二人が主人公。
オビトにいたっては身体さえない。首だけ。
そんな二人の旅路。
記憶を取り戻してみればお互いが仇敵とも言える存在だったが、出会って救われた面ももある。
不思議な関係性。
最後はほとんど振り出しに戻った。
彼らはまた旅を始める…次の旅こそ彼らが救われますように。
祈らずにはいられない。