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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/02/22
- 出版社: 朝倉書店
- サイズ:30cm/106p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-254-26647-4
- 国内送料無料
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商品説明
建築の構造にとって基本となる建築構造力学のテキスト。建築物の構造、応力、ひずみ度と変形、不静定梁の解法、座屈などについて解説。計算に用いる式の理論的背景・誘導過程もわかる。【「TRC MARC」の商品解説】
必修基礎科目である建築構造力学の基礎テキスト。数学が苦手な学生にも構造計算が理解できるよう丁寧に解説。#br#〔序文〕#br# 建築構造力学の本の執筆依頼をいただいた際,最初に考えたことは,良く読めば,計算に用いる式の理論的背景・誘導過程がしっかりと読者に伝わる本にしたいということである.私たちも,学生の頃から,種々の構造力学・材料力学の本を活用し,勉強してきたが,ほとんどの本では,式の最終形は記載されているが,その式が,どのような理論的背景からどのように導かれてきたのかを明確に記載されているものはほとんどなく,自分で式の誘導に時間を費やした.これはこれで大いに勉強になったが,このような本を読む方は,建築構造の技術者を目指す方ばかりではなく,建築士等の資格取得を考えて読まれる方もいることと思うので,そのような方達にも短い時間で力学がしっかりと身に着くことを期待した.また,建築構造技術者の方も,使用する式の理論的背景・誘導過程を理解しておかないと,その式の使い方を誤る可能性が高い.このような考えに基づき,この本を執筆した.読者には,しっかりと読んでいただき,もし,理解できない部分があれば,是非,ご指摘いただきたい.#br# 弾性の建築構造力学は,建築の構造にとって基本となるものである.建築構造技術者を目指している方には,この基本を身に着けた上で,材料塑性や幾何学的非線形を学び,鉄筋コンクリート造,鉄骨造などの建物の設計法を勉強してほしい.現在,建築構造の職に携わっている方には,この本によって,己の技術をより確かなものにしてほしいと思っている.建築構造以外の道を考えている方にとっても,基本となる建築構造力学は必ずや役に立つことと思う.例えば,意匠設計者にとっては,基本的な部材の大きさの推定や部材に作用する外力からその部材や建物の変形特性を考えた設計を行う際,設備設計者にとっては,各種設備機器の固定方法などを考える際,施工者にとっては,仮設計画時の種々の計算を行う際,など建築構造力学は多種多方面で活躍することと思い,この本が,それらの方々の一助となることを切に願う.【商品解説】
目次
- 第1章 建築物の構造
- 1.1 建築物に作用する外力
- 1.2 建築物の構造と構造設計
- 1.3 建築物の損傷
- 1.4 建築物の構造設計概要
- 第2章 力
- 2.1 力とは
- 2.1.1 力の3要素/2.1.2 力の分解と合成
- 2.2 モーメント
著者紹介
津田 和明
- 略歴
- 〈津田和明〉1959年兵庫県生まれ。近畿大学産業理工学部建築デザイン学科教授。
〈丸田誠〉1958年山梨県生まれ。静岡理工科大学理工学部建築学科教授。島根大学名誉教授。
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