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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2018/03/22
- 出版社: アジア経済研究所
- サイズ:22cm/399p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-258-04634-8
- 国内送料無料
紙の本
ポスト・マハティール時代のマレーシア 政治と経済はどう変わったか (研究双書)
かつてマハティール元首相が先進国入りの期限目標とした2020年まで、あと2年あまり。マレーシアはいま、どのような地点にいるのか。ポスト・マハティール時代の政治経済の現状と...
ポスト・マハティール時代のマレーシア 政治と経済はどう変わったか (研究双書)
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商品説明
かつてマハティール元首相が先進国入りの期限目標とした2020年まで、あと2年あまり。マレーシアはいま、どのような地点にいるのか。ポスト・マハティール時代の政治経済の現状とその背景をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
現在われわれが目にしているポスト・マハティール時代とはどのような時代なのだろうか。かつてマハティールが先進国入りの期限目標に設定した2020年が近づくいま、マレーシアはどんな地点にいるのか。政治面では、変化の激しさこそポスト・マハティール時代の特徴である。2014年の夏に本書の企画案を書いた時点では、マハティールが91歳で新党を立ち上げ、かつて自身が投獄した政敵と手を組んで野党連合の代表になるなどとは想像すらできなかった。本書では、政党間の関係性の変化のほか、政治にかかわる制度、有権者の意識、市民社会の動向など、多方面で生じた政治的変化を把握し、その要因を推察する。経済的には、1990年代末のアジア通貨危機を経てマレーシアは安定成長期に入った。しばしば「中所得国の罠」に捕らわれていると指摘されるものの、ポスト・マハティール時代も 5 %前後の成長が続いており、高所得国の仲間入りを果たすのは時間の問題である。成長と分配のバランスを政府はどう図ってきたのか、その現状と課題を把握することが経済面での本書の焦点である。【商品解説】
目次
- まえがき
- 序章 ポスト・マハティール時代の解読にむけて 中村 正志
- 第1章 ポスト・マハティール期の政治 -改革、挫折、反動- 中村 正志
- はじめに
- 第1節 マハティール政権期の政治-集権的な政治制度の確立-
- 第2節 アブドラ政権期の政治-中途半端な改革の挫折-
- 第3節 ナジブ政権期の政治-改革推進から反動政策へ転換-
- おわりに
収録作品一覧
ポスト・マハティール時代の解読にむけて | 中村正志 著 | 3−12 |
---|---|---|
ポスト・マハティール期の政治 | 中村正志 著 | 15−36 |
幻の二大政党制 | 中村正志 著 | 37−87 |
著者紹介
中村 正志
- 略歴
- 中村 正志 アジア経済研究所地域研究センター・東南アジア I 研究グループ長
鷲田 任邦 東洋大学法学部准教授
鈴木 絢女 同志社大学法学部准教授
伊賀 司 日本学術振興会特別研究員 / 京都大学東南アジア地域研究研究所研究員
熊谷 聡 アジア経済研究所開発研究センター・経済地理研究グループ長
川端 隆史 株式会社ユーザベース チーフ・アジア・エコノミスト/株式会社ニューズピックス編集部記者
ムハメド・アブドゥル・カリド マレーシア科学大学政策研究・国際研究センター(CenPRIS)名誉リサーチフェロー
梅﨑 創 アジア経済研究所開発研究センター・経済統合研究グループ長
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