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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/06/09
- 出版社: 音楽之友社
- サイズ:21cm/499p 図版44p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-276-13146-0
- 国内送料無料
紙の本
弟子から見たショパン そのピアノ教育法と演奏美学 増補最新版
著者 ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル (著),米谷 治郎 (訳),中島 弘二 (訳)
ショパンの直接の弟子の証言を中心に、楽譜、書簡集などから豊富な資料を掲載。それらを丁寧に分析しながらピアノ技法とその教育法に対する考え方を読み取り、彼の演奏美学に迫る。原...
弟子から見たショパン そのピアノ教育法と演奏美学 増補最新版
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商品説明
ショパンの直接の弟子の証言を中心に、楽譜、書簡集などから豊富な資料を掲載。それらを丁寧に分析しながらピアノ技法とその教育法に対する考え方を読み取り、彼の演奏美学に迫る。原著第4版に未刊の資料を加えた増補最新版。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、初版発売以降の約40年にわたる研究成果が反映された第4版に、未刊の原資料を加えた邦訳新版である。
直接の弟子を中心に、同時代の作曲家、演奏家、親しかった人たちなどの証言、楽譜、書簡集などから、疑いの余地のない資料のみを抽出。それらを丁寧に分析しながらピアノ技法とその教育法に対するショパンの考え方を読み取り、それらがどのような音楽的美学的背景から生まれたものかを探っていく。多くの資料に目を通すにつれ、個々の資料の持つ意味がより鮮明に浮かび上がっていくよう、資料類を著者による詳細な注釈とは別に独立した形で提供するという配慮もなされている。
「ショパンの真の意図を知りたい」という著者の強い思いから生まれた“ショパン研究の決定版”!【商品解説】
目次
- 第一部 技法と様式
- ■技法の基礎
- ピアノ技法の定義/毎日の練習で「純粋な」技法を磨こうとする間違った習慣/技法の練習の種類/楽器に要求される性能――ピアノのメーカー/毎日の練習、勉強の仕方と時間/ピアノに向かう姿勢と手の位置/柔軟性ということ/手首と手の柔軟性、指の自在な動き/腕や肘の受身的な役割/タッチの習熟、耳の訓練、アタックの多様性、レガート奏法の重要性/指の個性と独立性/指を独立させる5指練習/音階とアルペッジョ、親指のくぐらせ方、均等性/運指法の原理としての、音の均等性と手の静止/トリルの練習/オクターヴ、重音、和音/単音とオクターヴの反復音
- ■様式の理論
- 音楽における韻律法と朗唱法、フレージング/ベルカント唱法、ピアノによる朗唱法と充実した響きの手本/レガートとカンタービレ奏法/レガートとカンタービレ奏法に適した運指法/アゴーギク、厳格なリズムとルバート奏法/ルバート奏法と装飾音(即興または記譜された)/ショパンの装飾音の特徴と奏法/演奏が理想とすべき単純さと節度/自然で変化に富んだ演奏/強弱の段階、限りないニュアンスの連続的推移/ペダルの用法/装飾音の奏法/音楽理論の勉強/勉強する曲の形式や特徴の分析/学習計画/エミリエ・フォン・グレッチが勉強した作曲家たち/M.ルボー夫人が勉強した作品/デュボワ=オメアラ夫人が勉強した曲目の一覧表/J.スターリングが勉強したショパンの作品/合奏、連弾、2台のピアノのための作品
- 第二部 ショパンの作品の解釈
- 本書に証言が引用されたショパンの弟子の名簿
- 付録Ⅰ フリデリク・ショパン ピアノ奏法草稿
著者紹介
ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル
- 略歴
- 〈ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル〉1940年スイス生まれ。ジュネーヴ大学名誉教授(音楽学)。19世紀のピアノ音楽、及びショパン研究の第一人者。ワルシャワのショパン国際財団から表彰される。著書に「ショパンの響き」等。
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