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効果検証入門 正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎
Rubinによる因果推論のアプローチと、計量経済学の基礎的な手法について、特にビジネスに利用する上で押さえるべき基礎的な考え方と手法を平易に解説。RとRStudioの基礎...
効果検証入門 正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎
効果検証入門~正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎
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商品説明
Rubinによる因果推論のアプローチと、計量経済学の基礎的な手法について、特にビジネスに利用する上で押さえるべき基礎的な考え方と手法を平易に解説。RとRStudioの基礎や因果推論を活用する環境等も取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
ビジネスで利用されるデータの多くは、その施策の意思決定を行う人物や組織の目的にそった活動の延長上で作られています。具体的には、DM送付などの広告施策であれば、担当者はユーザの反応率を上げるために、反応しやすいであろうユーザに対してのみDMを発送します。ここで発生したデータでDMの効果を計る場合、単純にDMを受け取っているか否かで結果を比較することは、DMの効果以外にも意図的にリストされたユーザの興味や関心を含んでしまうことになります。
データが生まれるプロセスに人の意思が関わる場合、単純な集計では判断ミスとなる可能性があります。わずかな計算の狂いでも後々のビジネスにおいて大きな影響を及ぼすことになるため、バイアスのない状態で効果検証できることが望まれるのです。
本書では「単純に比較すると間違った結論に導くデータ」から、より正しい結果を導くための分析手法と考え方を提供します。計量経済学における効果とは何か? を提示し、RCT(ランダム化比較試験)がいかに理想的な方法かを説明し、RCTができない場合でも因果推論を用いてRCTの再現が可能だということを説明していきます。【商品解説】
目次
- 嘘っぱちの効果とそれを見抜けないデータ分析
- 思い込みによる意思決定の蔓延
- 「バイアス」によって見誤る効果
- 因果推論と計量経済学のビジネス適用
- 本書の構成
- 想定する読者
- サンプルコードとサポート
- 1 章 セレクションバイアスとRCT
- 1.1 セレクションバイアスとは
- 1.1.1 効果
著者紹介
安井 翔太
- 略歴
- 〈安井翔太〉Norwegian School of Economicsにて経済学修士号を取得。株式会社サイバーエージェント入社。
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わかりやすい。
2020/02/13 23:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hmn - この投稿者のレビュー一覧を見る
効果検証の本、入門的で解説が丁寧です。また、具体的な例や話が多く読みやすいです。pythonに読み替えながら、実践して読んでます。星野先生の本に行く前に、読んでみようと思いましたが、ちょうど良かったように思います。