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紙の本
日本霊異記の罪業と救済の形象
著者 大塚 千紗子 (著)
人はどのように苦しみ、救いを得ているのか−。薬師寺の僧・景戒が記した日本最古の仏教説話集「日本霊異記」の罪業と救済の構造、そしてその説話的形象について考察。「日本霊異記」...
日本霊異記の罪業と救済の形象
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商品説明
人はどのように苦しみ、救いを得ているのか−。薬師寺の僧・景戒が記した日本最古の仏教説話集「日本霊異記」の罪業と救済の構造、そしてその説話的形象について考察。「日本霊異記」の文学的意義を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
人はどのように苦しみ救いを得ているのか
恋や愛という他者への欲望から生まれる罪業と葛藤、
そして聖人の救済が描かれる『霊異記』。
奈良末期から平安朝前期において、漢訳仏典の語や教理の深淵に
人間の心の様相を求め、存在の在り方を探った仏教説話集である。
これまでは仏教学、思想史学、歴史学、国語学方面からのアプローチが
ほとんどであったが、「文学」の対象に据えたとき、
物語の持つあらたな構造が浮かび上がる。
作品論的読解により、中国説話集の未熟な模倣作とされた評価を覆す。【商品解説】
目次
- 序章 『日本霊異記』における罪業観と救済の構造
- 一 本書の目的と方法
- 二 『霊異記』における罪業観と救済の構造
- 三 本書各論の概要
- 第一部 罪業の形象
- 第一章 狐妻説話における主題
- はじめに
- 一 『霊異記』に見る狐妻説話とその主題
- 二 狐の変化と「【ウルワ】しき女」への眼差し
- 三 異類婚における愛欲
著者紹介
大塚 千紗子
- 略歴
- 〈大塚千紗子〉1986年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科文学専攻博士課程後期修了。同大學兼任講師。
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