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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/10/10
- 出版社: 共立出版
- サイズ:21cm/208p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-320-05751-7
- 国内送料無料
紙の本
植物群集の構造と多様性の解析 (生態学フィールド調査法シリーズ)
著者 佐々木 雄大 (著),小山 明日香 (著),小柳 知代 (著),古川 拓哉 (著),内田 圭 (著),占部 城太郎 (編),日浦 勉 (編),辻 和希 (編)
植物群集データの解析に焦点を当てたテキスト。初学者から職業として研究に従事する人まで幅広い層を対象に、数式の多用はできるだけ控え、最新の内容を盛り込みながら平易かつ簡潔に...
植物群集の構造と多様性の解析 (生態学フィールド調査法シリーズ)
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商品説明
植物群集データの解析に焦点を当てたテキスト。初学者から職業として研究に従事する人まで幅広い層を対象に、数式の多用はできるだけ控え、最新の内容を盛り込みながら平易かつ簡潔に説明する。【「TRC MARC」の商品解説】
群集生態学は,群集の構造や多様性,すなわち種数や個々の種の個体数が,種間の相互作用(競争や促進効果など)や環境要因によってどのように決定されているのかを解明する学問分野で,環境変化による生物群集の変容を明らかにすることにより,生態系の管理や保全へとつなげていく応用研究も展開されている。解析において必要となる生物群集のデータは,群集を構成する各種の個体数,被度,バイオマス(植物体の量)などを基本とするものである。
本書は,群集生態学の中でも植物群集を対象としている。植物群集(あるいは生物群集一般)については,その解析手法を網羅した教科書が少ない上,多様性に関する定量化手法の論文や書籍は英語のものばかりで,日本語による教科書が求められていた。こういった期待に応える1冊となるよう,初学者のみならず職業として研究に従事する人が解析手法を適切に選択して研究を行えることに配慮し,最新の内容を盛り込みながらも数式の多用を避け,平易で簡潔な記述とした。言及する植物群集解析の各手法のうち主要なものについては,統計環境Rで解析するためのパッケージを多数付録として掲載している。
なお本書は,植物群集データの解析に焦点を当てているが,そのアプローチのほとんどは他の生物群集に対しても適用できる。生物群集を対象とした研究や実務を行っている幅広い立場の読者に必携の1冊である。【商品解説】
目次
- 第1章 植物群集のデータとその性質
- 1.1 はじめに
- 1.2 植物群集データの収集
- 1.2.1 観察研究におけるデータの収集
- 1.2.2 実験研究におけるデータの収集
- 1.3 植物群集データの性質
- 1.3.1 種組成データの構成要素
- 1.3.2 植物群集の解析に必要な基本データ
- 1.3.3 環境傾度に沿った種の分布
- 1.4 植物群集データの空間スケールと時間スケール
著者紹介
佐々木 雄大
- 略歴
- 〈佐々木雄大〉千葉大学大学院理学研究科特任助教。専門は生態系管理学、生物多様性保全学。
〈小山明日香〉国立研究開発法人森林総合研究所非常勤特別研究員。専門は植物生態学。
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