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紙の本
ブルートレインはなぜ愛されたのか? 昭和絶頂の寝台特急とその時代 (交通新聞社新書)
著者 松本 典久 (著)
みんなが読んだ「全百科」、革新的だった20系客車、シンボルとなったヘッドマーク…。1970年代後半に起こったブルートレイン・ブームを振り返り、ブルートレインの魅力と当時の...
ブルートレインはなぜ愛されたのか? 昭和絶頂の寝台特急とその時代 (交通新聞社新書)
ブルートレインはなぜ愛されたのか?
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商品説明
みんなが読んだ「全百科」、革新的だった20系客車、シンボルとなったヘッドマーク…。1970年代後半に起こったブルートレイン・ブームを振り返り、ブルートレインの魅力と当時の時代背景を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和50年代に起こった、ブルートレイン・ブーム。多くの少年たちがカメラを持って、駅に集まり、ホームにいる列車の姿に興奮した。なぜ、ブルートレインはあれほど熱狂されたのか。Googleでの検索数は「ブルートレイン」の単一ワードで月間1万3000回、寝台列車関連のワードは、鉄道・旅行情報サイト『トレたび』でつねに上位にカウントされている流入キーワード。いま改めてブルートレインの魅力を振り返り、時代とそのブームを分析する。【商品解説】
昭和50年代に起こった、ブルートレイン・ブーム。多くの少年たちがカメラを持って、駅に集まり、ホームにいる列車の姿に興奮した。なぜ、ブルートレインはあれほど熱狂されたのか。Googleでの検索数は「ブルートレイン」の単一ワードで月間1万3000回、寝台列車関連のワードは、鉄道・旅行情報サイト『トレたび』でつねに上位にカウントされている流入キーワード。いま改めてブルートレインの魅力を振り返り、時代とそのブームを分析する。【本の内容】
著者紹介
松本 典久
- 略歴
- 〈松本典久〉1955年東京都生まれ。フリーランスの鉄道ジャーナリスト。著書に「紙の上のタイムトラベル」など。
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紙の本
懐古の念
2023/12/09 11:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書題の他、車輌の説明、国鉄事情、西村京太郎ミステリーとの結び付き、Nゲージ、写真撮影・・等、多岐に亘って余す所無くと言っていい程に著述された一書です。特に車輌の説明と西村京太郎ミステリーとNゲージと写真撮影にはバッチリ当て嵌まりました。
私が中学1年の時、同じクラスに『鉄ちゃん(=鉄道マニア)』がいました。車輌形式の知識は彼から学びました。(例えば電気機関車のEF65機のEはエレクトリックの頭文字、Fは駆動輪が片側ベースでAを1輪とした時から数えて6輪、対してディーゼル機関車DD51機のDはディーゼルの頭文字、Dは駆動輪が片側ベースで同様に4輪であり、実際には片側ベースで6輪あるのにFでない理由は片側ベース真ん中2輪は駆動輪ではなく補助輪だから等も試験問題形式で学習)。
また写真撮影もよく行きました。ブルートレインは元より、製造工場からの搬入の為の新品の帝都高速度交通営団の車輌回送や、カートレイン、ジョイフルトレイン(=イベント列車)といった稀少列車の撮影に勤しみました。折しもヨーロッパからオリエント急行がやってきた時期であり、このオリエント急行もよく撮影しました(因みに、日本でオリエント急行を走らせるにあたり、車輪は日本のものに履き替えましたが、カーブしている駅のホームについては車体の前端・後端がホームに接触する為、オリエント急行が走る路線の全国のホームのカーブ箇所をミリ単位で一駅一駅手作業で削った模様)。
著者も青函トンネル開通の年に寝台特急「北斗星」に乗車したとの事でしたが、私もその年乗車しました。中学1年で初めての一人旅でした。行程は京都から寝台特急「日本海」で函館へ、函館からは寝台特急「北斗星」で上野へ、横浜からは寝台急行「銀河」で京都へというものでした。当時の青函トンネルは2つの海底トンネル駅を徐行運転してくれるサービスがあり、感激したのを覚えています。
Nゲージもその『鉄ちゃん』が畳一畳分のジオラマを持っていたので、影響されて少し嵌まりました。少しだった理由は、車輌や線路を数々揃えていくには高額だったからです。とは言え誕生日プレゼントを返納して何とかクリスマスプレゼントに合算してもらい「北斗星」の編成車輌は購入する事が出来、今でも保管してあります。
そんなこんなでズップリと沼りました。ブルートレインは線路の繋ぎ目を通る際の電気機関車の重々しい6輪の音とそれにすぐ続く客車の軽量感高い4輪ずつの音、そして電源車のブーンというモーター音、これらに魅了されました。またブルートレインの車輌(特に車体の濃紺カラーと流麗なステンレス/ゴールドのライン)は荘厳さを感じさせました。乗車時は漆黒の闇をつん割きながらひた走る孤高感に寄り添い、明け行く景色を車窓から凝視しながら旅情を感じる・・至極でした。
速く到着する事だけが列車の目的ではない、と随所で著述されていましたが、まさしくその通りだと思います。国鉄側もその事に晩年は気付いたようです。臨時車輌としてで構わないので、是非「ブルートレイン」を復活させて欲しいです。
紙の本
乗りたかった
2022/04/04 22:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和時代に絶頂期を迎えていた寝台特急について、いろいろな角度から紹介されていて、よかったです。懐かしさで、いっぱいです。