紙の本
食事が人生を変える
2021/12/13 09:56
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京の旅館・近江寮の食堂で働く寺島妙子。宿泊者だけでなく一般の人々にも食堂を開放したことで、徐々に軌道が乗り始めた。しかし旅館は閉鎖が決まり、新たな食堂の物件を探し始める。常連さんから紹介された物件に決めるが、そこには幽霊が・・・・・。
近江食堂のような飯屋には行ってみたいですね。この頃はお洒落な店が多くて気軽に入れる少なくなったような気がしますから。また和食を美味しく食べられる店も。妙子さんの幸せはまだまだ先のようですね。職人には職人の矜持があるようですから。次の青森篇も楽しみにしています。
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
近江寮が取り壊されるか。
仕方ないよね。
都心の一等地だし、基本赤字なんだろうし。
無事移転出来て食堂続けられてよかった。
電子書籍
レシピ
2023/03/21 19:58
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
妙子さんが食堂の料理人をしている東京の千駄木の近江寮が、とうとう取り壊されることになります。で、やっと見つけた引越し先で……というお話の展開です。前作をお読みの方に、オススメします。
電子書籍
シリーズ 2作目
2020/06/13 23:28
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公・妙子さんの行方が分からなくなっていた旦那さんは見つかったものの二人で再出発とはいかないが、食堂のおばちゃんとしてやりがいのある日々を送っていた
しかし「近江寮」が取り壊されることになり格安で新たに借りた古民家で食堂を続けることにはなったが・・・
前作に続いて読んだがどうも肌に合わないようで再読はないかな
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続編が出るとは思ってなくて 本屋さんで見つけた時はうれしかったぁ。前作も良かったけど 今回はさらによかった。香津葉ちゃん ちょっとの間にグッと成長したねー。きっとステキな女性になると思うわ。家族ってほんと難しい。
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失踪した夫を追いかけて滋賀から東京に出てきた寺島妙子は、「東京近江寮食堂」の調理担当として腰を落ち着けたが、店そのものが取り壊されることに。
知り合いのツテで、大学教授の実家である大きな日本家屋を貸してもらって、食堂を再開できることになったが…
なんだか出るみたい。
そのうえ、素行が悪くて親も持て余している、大学教授の娘まで預かることになった。
キーワードは、郷土料理、我が家の味。
郷土料理は東京で紹介されれば東京の味に変わり、我が家の味と我が家の味が結婚すれば、新しい我が家の味が生まれる。
月下氷人はお醤油?
固く守りたい思い出の味や、理想があるかもしれない。
でも、"固い"と"かたくな"はちょっと違う。
"これやなかったらあかん"というのは窮屈、と妙子。
誰かに料理を食べさせる喜びがどんどん大きくなっていく妙子。
立派な、食堂のおばちゃんになった。
そして…
若い子は成長が早いなあと思う。
不良娘はあっという間に両親よりもオトナになってしまった。
大人はなかなか変われない。
妙子と秀一の夫婦の問題はまだ時間がかかりそうだ。
簡単に解決しないところが却ってリアル。
ついに妙子が秀一に愛想を尽かしたかという場面もあったが、意外にもそうではなかった。
お互いに、"もや"の向こうに見えていた相手の姿をくっきり見ようと模索している最中なのかもしれない。
秀一も、大学教授も…男は弱い、と感じる。
女がか弱い受け身の存在だと思われがちだが、男は自分の優位を当然と思うあまり、かしずかれ、世話してもらうことを普通と思っている節がある。
何かしてもらう、実は受け身の存在とも言える。
その当然の献身が、尊敬が受けられなくなった時、理由を考えることなく"捨てられた""放棄された"と思ってしまう。
若い香津葉には、まだまだ伸びしろがある。
成長して、また戻ってくると良いなあ。
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滋賀から東京に出てきて始めた東京近江寮食堂も軌道に乗った。そんな矢先に近江食堂が取り壊されることになる。なんとか古い日本家屋を格安で貸してもらえる事になった。しかしその家の持ち主のヤンチャ娘を預かる事に。
今回は宮崎料理が多数出てきてどれも美味しそうだった。常連カップルの仲違いを妙子らしく料理を使って解決したり、ヤンチャ娘を料理の世界に誘ったりと料理によって周りの人たちを幸せにしていく。
とは言え当の本人は夫との関係が付かず離れずのままでまだまだ時間がかかりそう。
他の土地の料理もどんどん続いて欲しい。
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今回もおばちゃまコンビに癒されました(^^)
旦那様との関係も、少しずつ変化してきましたね。
前回からの登場人物たち、お元気そうで何よりでした!
そして新たな登場人物もまた魅力的。
美味しいご飯の思い出は、あったかい。
みんなで食べれば、なおよろし。
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前編、読んだな。
家庭っぽい寮でいいなぁと思っていたけど、寮が続けられないということになるなんて。
人づてにいい物件に出会えて安心だな、と思ったら厄介事まで頼まれて……。
付き合いにくい、面倒と思っても、ゆっくりじっくり話してみればわかりあえることもあるのかも。ま、そううまくはいかないのが現実だろうけど。
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シリーズ第二弾
近江寮が閉鎖、食堂も・・・
しかし古民家物件が見つかりオープン
妙子と仲間たちの物語
今回はその古民家の所有者の娘を預かることになり
その娘とのやりとりがメインな感じ
繁盛してそうでなにより
このシリーズまたでるんだろうなぁ
期待しています
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あれから数年…食堂は立ち退きのピンチに。
取り壊しで、次があるか…な条件で
あちらこちら捜しまわるので終わるかと思いきや
新天地はさくさくと決まりました。
そこから、というか『おまけ』の存在が
すごい事になっています。
何事も、会話をせねば何もわからない、というのが
当然といえば当然かも知れません。
何も言わず、子供に夢を託すのも、問題ありです。
大家(?)一家の問題の脇で、自分の夫とのやり取りも。
くるりと綺麗にまとまって終了しましたが
主人公の方は、まだまだ先が長そうです。
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今回は宮崎編だから、美味しそうな宮崎の料理がたくさん登場(*゚∀゚*)しかし内容はちょい重い(--;)そしてポインツは「醤油」!うちんとこは九州の白だしを使っている(^^)でも近所のスーパーに置かなくなったから、どうしよう~(--;)
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3年前に読んだ東京近江寮食堂の続きを発見!前は、主人公が失踪した夫を探して滋賀から上京し、食堂を経営することになった、ところまでだったかな。
夫が東京にいることが分かったが、アルコール依存症の治癒のため、近づいていいものか考えあぐねている妙子。そんな中、現在営業中の東京近江寮食堂の建物が建て替えのため移転を余儀なくされる。なかなか値段と場所といいものが見つからない中、すごくいい話が!ご縁とばかりに話を進めるも、新天地にて営業開始。早々に大家の家族の問題が浮上。大家の娘の香津葉と同居。これまた今時の子どもで親から見放されたと思っていた。しかし付き合っていくうちに自分も人に喜ばれる料理を作りたいとまで思い始め・・いい方向へ進む姿はいいなと思った。
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物語だとしても、若者が成長する過程は素晴らしい。そして美味しい料理が作れて、それに対して感想持てる人が羨ましい。
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家族のレシピ
その通りの内容でした。
前作に引き続き、とても温かくなる。
そして、終盤は涙が止まりませんでした。
参考文献を読みたいと思った本は初めてです。
醤油の奥深さ、和食の有り難さを感じる、とても素敵な本でした。
渡辺淳子さん、好きです。