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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
韓国で人気のある本だったので、読みました。共感することがたくさんあって、わかるなと思いながら読みました。
紙の本
やりとり
2021/04/13 14:17
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
気分変調と精神科医とと対話を文字に起こして、著者のコメントも書かれています。変わったスタイルの本でした。
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まさか著者と主治医のやりとりが(多分)そのまま載っている本だとは思わなかった。
その許可を出した主治医もすごいな。
何でこの本を読みたいと思っていたんだっけ?それももう忘れてしまうくらい以前から「読みたい」のストックに入れていたんだけど、今日偶然そんなに大きくない本屋さんで見つけて、棚に並んでいた最後の一冊を購入。
著者は賢い人のようで、ご自身で仰るとおり、自分の気持ちとか周囲の状況を説明する力を持っておられる。主治医の話す内容への理解も早くて、そしてアドバイスを実践しようとするスピードも速い!ちょっとトライしてみて、それで少し今までしてこなかった経験をして、それでも同じ思考に陥って凹んで…の一進一退を繰り返す。
白黒思考は客観的に見るとこういう感じかぁ…と思いながら読みました。中間とか曖昧を許せる部分と、どうしても白黒思考になってしまう部分とが混在している場合はどうしたら良いのでしょう。
こういう本を読むと、救われるというより、自分の課題が浮き彫りになるんだなということに気付きました。
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タイトルからずっと気になっていた一冊。
きっと自分も似たような気持ちが続いているからだと思う。死にたいと思いつつ、大好きなチョコレートは食べたいし日本酒も飲みたいし。
冒頭の『はじめに』ですでに、私自身の心のうちがそのまま文章になっているようで驚愕した。書店でその部分を立ち読みしてそのままレジに持って行った。
ぼんやりとしたうつ状態が続く“気分変調症”の治療を記録した内容は、基本的にカウンセラーと著者の対話形式になっていて読みやすい。全てに共感できるわけではなかったけれど、彼女の文章は(翻訳者の方の力もあいまって)とても魅力的。
彼女の言う通り特にオチはないので、そのあたりを期待しているなら読まなくても良いかもしれない。ただ、何かしらの矛盾を抱えて日々生きている人、陰と陽のどちらにも振り切れられない人、白黒ではなくグレーを選んでしまう人にはぜひ一読してほしい。
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気分変調症という長い期間憂鬱な気持ちが続く症状の治療の様子を赤裸々に公開している本。
私自身もとある出来事からずっと憂鬱な気分が抜けずに、回復したと思ったらまた別の出来事で憂鬱な気分になりの繰り返しをしてきているので共感できるかと思って購入しました。
結論から言えば、これは私の問題ではないと思いました。もちろん共感する部分はあります。当たり前の前提としてすべての人がそれぞれ持っているものや状況に差があるので同じということにはなりえないのはわかっています。
自己肯定感が低いというのは全く同じ。うーん、この本を読んで心療内科に一度は行ってみようかなと思いました。
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白黒ハッキリつけないこと、グレーにしておくことをわたしも逃げだと思っていた。
簡単に分けれないって分かってるつもりでも分けようとしてしまう、強迫観念的な考え方。
ぜんぶうまくいけばいいのに
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最後まで読めなかった
小説以外の本が苦手で、何かで気になったので読んでみようと思ったんだけど私には合わなかったです。気付きをくれそうな本
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自分よりひどい人(言い方としては最低だが)を見て、「自分はまだ大丈夫」と安心するための本?
いやいや、私も私で。結局みんな似たようなものなのね。
つらいんだよな
でもなんでっだっけ
気になっちゃうんだよな
考えすぎてるんだよな
でもどうしたらいいんだっけ
分かってるんだけど、変わりたいんだけど
自分を愛そうなんて綺麗事言わない
生きていよう
何かを愛でて、大切にして
私だけの私で、明日の朝もちゃんと布団から出ようね
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構成には驚きましたが、まるで自分が筆者の立場になったようでスルスルと読めました。
私自身も共感できるところが多々あり、影響される部分もありました。
意外な終わり方でしたが、面白いというかすごく共感でき、筆者の今を知りたくなりました。
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読みながら、ああ私この人のこと好きだなと思った。人というのは、まったく悲しくない生き方をしている(ように見える)人よりも悲しみをたたえている人のほうに惹かれるものだと何かの本で読んだ。そう思うと悲しい気持ちになるのも悪くない気がしてくる。
この本は著者と医師の対話で進んでいく。その対話のなかで一番好きな部分が、「もし20歳の自分が今の自分を見たら、すごく喜ぶはず」という話。思い返せば20歳のときの私は何もかもに焦っていたし、迷っていたし、今の自分のことも将来の自分のことも悲観していた。どうせこの先もずっと生きづらいままなんだろうと感じていた。あのころの私が今の私を見たら、やりたいことが見つかったこととか、社会人としてそこそこ仕事ができるようになったこととか、生きやすい考え方ができるようになったこととかに感動して、よく頑張ったねって言いたくなるだろう。私の人生なかなかいいじゃん、って自分に言えるくらいの図々しさを持っていたいし、それでも自分のなかにある悲しさや辛さは忘れずに持っていたい。
そしてタイトルにもなっている「死にたいけどトッポッキは食べたい」。たとえ「死にたい」ときでも「トッポッキは食べたい」というもうひとつの声に耳を傾けることで、実際にトッポッキを食べて自分をちょっと満足させることができる。食欲ってすばらしいなあ。そういう本ではないけど。
【読んだ目的・理由】タイトルに惹かれて
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.9
【一番好きな表現】でも、こんな自分を自虐したり嫌悪したりしたところで何も変わらないのはわかっている。自分が未熟な人間であることを認めて、瞬間ごとにやってくる反省と考察の機会、知らなかったことを知った時の恥ずかしさと喜びとを感じながら、1ミリの変化を期待するしか。(本文から引用)
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どう捉えるかは読み手次第
共感できるか読み進めてて嫌な気持ちになるかも取り方と育ってきた環境があるかな、と
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精神的な疾患は自分自身で気付くのには自分自身に相当気を遣わないと気付くことは難しい。
でもそれはすごく疲弊してしまうこと。私も精神的な病があるようだ。周りの人には言えない。
「精神的な疾患」っていう言葉が余計人に話すことを苦しめているように感じるけど、自分の悪い方への明らかな変化があるのなら少しでもいいから読んで欲しい。
そして辛いなら少し休んで欲しい。人は走り続けることだけが本質ではないはずだから。少しぐらい、休息を取ったって誰も怒らない。
もしそれで怒る人がいるなら、その人も疲れていると思える。
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斬新すぎるタイトルとK文学ブームの流れから、自分の読むリストには迷わず入れてあり、ようやく入手。
読み始めたらあっという間だった。
(少し読んでてしんどい時もあるけど、辛い所は軽く読み飛ばした、汗)
カウンセリング受診の書き起こしから作った本だったのか…!
著者は慢性的な気分変調症(軽度の鬱病)と不安障害持ち。
特にこれといった解決には至らずに本は終わる。
カウンセリングも進んだり戻ったり堂々巡りしたり。
しかし逆にその過程自体から色々と学びや気づきを得る事ができるのだから、不思議な作りの本である。
またこれだけ後ろ向きな事が赤裸々に書き連ねられているのに、読んでる方は前向きな気持になったり気づきを得たりできるのだから、人の心とは不思議なものである。
慢性的な病(でも障害でも特性でもまあ呼び名は何でもよいが)と共に生きるとはこういうもんなんだろうし、下手したら人生とはそんなもんなのかもしれん…等と大風呂敷広げた様な事を思ったりもした。
時間おいて時々読むとまた違う気づきがあるかも。
また読み返したいなあと思える本。
現時点では
・白黒思考の認知の歪みについて実感でき、理解が深まった。
・「自己肯定感(x3)のバカヤロー」には大変共感した。個人的には自己肯定感は「自己理解&自己受容」に分解した方が理解しやすいと思っていて(動画参照)、本書執筆時の著者もこのモデル・過程に仮置きしてみると、自己肯定(理解と受容)に至る苦しみを現在進行形で描いたテキストとして読めそうだと思ったりもした。
動画: https://youtu.be/kqCV4muinaM
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気分変調性障害にかかった著者の治療記録。
これくらい気分が落ち込むことって誰にでもあるのでは…と思ってしまうと、この病気を軽くみているような気がするし、同調すると落ち込む。
人に自分の気持ちを理解してもらうのは難しい。
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韓国エッセイが流行っていたため、読んでみた。
浮き沈みを繰り返し、どのページにもモヤモヤがかかっている印象だったが、
それでも自分の内側を言葉にして出版する勇気、前を向こうとする姿勢がすごいと思った。