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商品説明
生命を理解し、その機能を活用するための総合化学であるケミカルバイオロジーの教科書。生命活動を支える分子、化学結合と分子間相互作用、分子の移動と輸送、タンパク質合成などについて解説する。各章末に問題を掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
ケミカルバイオロジーは総合化学で,物理化学,分析化学,有機化学,無機化学を軸に生命を理解し,あるいは積極的に生命活動を活用するための方法論です。
ケミカルバイオロジーを志す学生諸君のすべてが化学専攻とは限らないでしょう。薬学,農学,医学などに籍を置いているかもしれない。この本はケミカルバイオロジーを手掛かりに生命活動を理解していこうとする学生諸君が学部修了までに修めるべき”化学“のkeyを提供しています。
半期(14~15回の講義)で修了することを前提に12章で構成しました。各章末にはその章の理解を確かめるための「問題」を配置しています。解または解法は基本的に本文に記載したので,予習を先行するのであれば「章末問題」に目を通し,索引を頼りに本文を読んで考えてみると良いでしょう。
科学は必ずしも記述された言葉だけで理解できるのもではありません。実験とその結果,また結果を解析するための数式も大切です。式の導出では可能な限り置き換えと省略を避けました。理論式で描かれるグラフと実際の実験結果のプロットを比較することで仮説を検証することができます。自然現象を理解し,説明するための数式をあなた自身が言葉に翻訳し,文科系の友達にも理解できるよう語れるとき,その事項に対するあなたの理解は明確になっていることでしょう。
私自身が学生時代,理解に難義したところの記述では特に表現を選び,また多くの事項で図解に努めましたが言葉が足りないところもあるかもしれません。見開きの左右にやや広めの余白を設けたので,あなた自身の理解を助けたことを書き込むノートとしてください。(私自身が予備知識あるいは補足として書き込んでおいたところもあります。)この本を終えるころにはあなたが獲得した知識と理解で余白が埋まり,生命と生命活動を理解するのに必要な知識と技能の涵養だけでなく,あなた自身がより知りたいと思う生命の謎が深まっていることを期待します。
◆キーワード◆
ケミカルバイオロジー基礎,ケミカルバイオロジー,生命化学,生物化学,生物工学,生物物理化学,生物有機化学,分析化学,Introduction to Chemical Biology,Chemical Biology【商品解説】
目次
- 1.序論 生命活動を構成する分子の概観
- 1.1 生命はどこで生まれたのか?
- 1.2 アミノ酸のホモキラリティー
- 1.3 核酸のホモキラリティー
- 1.4 糖質,アミロース,セルロース
- 1.5 脂質,細胞膜
- 章末問題
- 2.生命体を形づくる共有結合と非共有結合
- 2.1 イオン結合と共有結合
- 2.2 配位結合と金属タンパク質
著者紹介
濱崎 啓太
- 略歴
- 〈濱崎啓太〉東京工業大学大学院博士課程修了(バイオテクノロジー専攻)。博士(工学)。芝浦工業大学教授。
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