「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.2
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:19cm/235p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-344-01951-5
紙の本
千思万考 歴史で遊ぶ39のメッセージ
著者 黒鉄 ヒロシ (著)
時代の先を見通す力・坂本龍馬、「是非に及ばず」人としての覚悟・織田信長、リーダーとしての資質・大久保利通…。歴史上の人物を通して、現代を生きるためのヒントを学ぶ。【「TR...
千思万考 歴史で遊ぶ39のメッセージ
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
時代の先を見通す力・坂本龍馬、「是非に及ばず」人としての覚悟・織田信長、リーダーとしての資質・大久保利通…。歴史上の人物を通して、現代を生きるためのヒントを学ぶ。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
黒鉄 ヒロシ
- 略歴
- 〈黒鉄ヒロシ〉1945年高知県生まれ。漫画家。「新選組」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第43回文藝春秋漫画賞、「坂本龍馬」で第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
歴史から何かを学ぼう...
ジュンク堂書店吉祥寺店さん
歴史から何かを学ぼう、とか、教養として歴史を知っておこうとか、そういう堅苦しいことは抜きにして、やっぱり歴史は楽しいものだ、人間とは面白いものだと思いながら、この本を読んでみよう。ここに出てくるのは日本史上の著名人ばかりだから、似たような人がすぐそこにも、というわけでは決してない。皆が皆、どこか異常な人びとである。だからこそ面白い。興味深い。
吉祥寺店 店員
紙の本
要注意【オヤジギャグ含む】
2011/05/15 21:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史上の人物のイラストを冒頭に置き、その人物についての考察を行う。テレビ番組のワンコーナーを単行本にしたものである。
登場するのは、誰もが知っている名前が連なっているが、戦国時代・幕末に偏っている。
その基準はどうなっているかよく分からないが、元々、テレビのコーナーなので、誰もが知る名前を持ってこなければならないのだろう、と少々、穿った見方をしてしまう。
誰もが知る名前がネタ切れしてきた辺りから、取り上げる人物の方が面白いかもしれない。
ちなみに、戦国武将や幕末の活動家でないのは、東洲斎写楽、森鴎外、田沼意次、伊能忠敬である。
この本に登場する人物で(個人的に)意外、と思うのは、この3名。
織田信忠(織田信長の長男)
松永弾正(北条早雲・斎藤道三と並んで日本三大梟雄とも言われる。織田信長に対して2度の謀反を起こした人物)
トーマス・ブレイク・グラバー(幕末に倒幕派に武器を提供した人物)
名前は知られているが、「織田信長」「源義経」「坂本龍馬」という名前と比べると、1,2等ほど輝きが落ちるのは否めない。
だが、こういった人物を取り上げてくれる方が個人的にはうれしい。
また、この本の中に登場するのは原則1人1回だが、例外的に2回、登場する人がいる。
それは「織田信長」と「坂本龍馬」の2名。
著者が特にお気に入りの人物がこの2名である、ということから、著者が好きな歴史上の人物の好みが見えてくる。
・既成の概念に囚われない(というより、ある意味、非常識な)革新的な発想を持っている人物
・「信念」に凝り固まって、一方向からしか考えられない人でなく、多方面の発想を受け入れる度量を持っている人物
ついでに挙げれば、突然、殺されてしまう、という点だろうか。
最近のニュースを見ると、後者の「多方面の発想」ができない人が多い気がする。
ところで、各人物の考察には、タイトルが付けられているが、そのタイトルに「オヤジギャグ」が使われている事が多いので要注意。
紙の本
諧謔や皮肉が豊富な日本の歴史上の偉人37人の人物評
2011/07/31 19:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の歴史上の偉人37人の人物評。著者の漫画には、諧謔や皮肉が豊富であるが、本書もそうである。しかも、そのもとになる視点視座がしっかりしていて、各人物の特徴をよく見抜いている。これまでだれも注目していなかったような観点、あるいは、気づいていなかった性格や気質に注目して、人物の分析、批評をしている。それを表現する言葉、レトリックがまた鋭いと言うかひねくっていると言うか、思わず苦笑いしてしまうとともに、感心してうなずいてしまう。それぞれの人物について、よほど多くの伝記や史料を読み込んできているのであろう。