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紙の本
茶聖 Sen no Rikyu 上 (幻冬舎時代小説文庫)
著者 伊東 潤 (著)
本能寺で信長横死の一報を受け、茶頭の千宗易(利休)は動揺する。後継者は秀吉か勝家か、それとも家康か? だが冷静さを取り戻したその心には、誰になろうと戦乱の世を終わらせるべ...
茶聖 Sen no Rikyu 上 (幻冬舎時代小説文庫)
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商品説明
本能寺で信長横死の一報を受け、茶頭の千宗易(利休)は動揺する。後継者は秀吉か勝家か、それとも家康か? だが冷静さを取り戻したその心には、誰になろうと戦乱の世を終わらせるべく操ってみせるという強い決意が…。【「TRC MARC」の商品解説】
本能寺で信長横死──。その一報を受け、茶頭の千宗易(利休)は動揺する。後継者は秀吉か勝家か、それとも家康か?だが冷静さを取り戻したその心には、誰になろうと戦乱の世を終わらせるべく操ってみせる、という強い決意が漲っていた。限られた空間で繰り広げられる緊迫の心理戦。利休と戦国武将たちとの熱き人間ドラマを描く本格歴史小説!【商品解説】
著者紹介
伊東 潤
- 略歴
- 一九六〇年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海──加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「第一回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』(講談社)で「第三十四回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第四回山田風太郎賞」と「第一回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第二十回中山義秀文学賞」を、『義烈千秋天狗党西へ』(新潮社)で「第二回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を受賞。著書に『歴史作家の城めぐり〈増補改訂版〉』(幻冬舎新書)、『修羅の都』『夜叉の都』(ともに文藝春秋)などがある。
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紙の本
キリシタンへの反発
2023/08/04 09:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
天下人である秀吉でさえ操ろうとする利休と、それを知りつつ利休をうわまわる手を次々と打ってくる秀吉との息づまる駆け引きがこの上巻の見どころである。家康との外交交渉の章も読み応えがある。史実でも外交交渉には僧侶や歌人 俳人が担当すること多いので、茶人利休がこのような活躍をしていたとしても、何の不思議もない。
上巻後半の排他的なキリスト教への反発 の部分が目新しいかな。
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千利休を見つめる
2022/06/27 17:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
安土桃山時代の政治を陰で動かしていたかもしれない千利休の静かな戦いの物語である。織田信長の思い描いた国の在り方を実現するために、侘茶が利用されるが、利休は当初は巻き込まれただけなのかもしれない。しかし秀吉の時代となり、信長の思いを秀吉と利休が引き継いでいくが、二人はもう渦の中心にいたのだ。中心は一つしか必要なく、利休は疎まれていくのだろう。
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利休VS秀吉
2022/06/29 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が思い描く茶の湯を広め、戦乱の世に静謐をもたらそうとする千利休。その思いを知りつつ、己が野望を成し遂げようとする秀吉。両者の緊迫感のある丁々発止のやりとりが面白い。